お知らせ

2020年11月02日

新型コロナ対策で「紫外線殺菌自走ロボット」をテレビ局初導入

リリース

 読売テレビでは、新型コロナウイルス対策の一環として、放送機材などが新型コロナウイルスにより汚染された場合、あるいはその懸念のある設備を殺菌消毒し再び業務可能な環境へと復旧するため、医療用に日本で初めて開発された紫外線殺菌自走ロボット「UVBuster」(株式会社ファームロイド)を導入し運用を開始しました。紫外線殺菌自走ロボットは既に病院で使用されていますが、開発企業によるとテレビ局に導入されるのは全国で初めてです。

 遠隔操作で自走も出来るこの殺菌ロボットは、新型コロナウイルスを不活性化(死滅)することが実証されており、高出力の紫外線でウイルスや細菌を殺菌・除去することで感染症拡大を防ぎます。高さが約170センチあり照射アームが可変式となっているため、マスターやサブ、リモートセンターなど放送設備の壁面だけでなく機材や机の上面、床面など隅々まで紫外線を照射してまわります。
 この殺菌ロボットを運用する人は必ず事前に講習を受け使用ライセンスを取ることが義務付けられるなど、安全性にも十分配慮されています。

 読売テレビでは、これまでも新型コロナウイルス対策として、マスターやサブなどで作業する担当者が手洗いを励行した上で、収録作業などの際にもマスクと手袋を着用すると共に、必要に応じて機材を消毒してきました。この紫外線殺菌消毒ロボットを使用すれば、アルコール消毒液の多用による設備への影響を考慮することなく殺菌消毒を短時間で行うことが可能で、万が一感染者が発生した場合の二次感染リスクを大幅に軽減することにもつながります。
PAGETOP