読売テレビが制作し今年１月１１日に放送したスペシャルドラマ「愛を乞うひと」（主演・篠原涼子）の日韓文化交流を目的とした上映会が、韓国・ソウルの日本大使館公報文化院で９月６日に行われることになりました。

　「愛を乞うひと」は下田治美の同名小説が原作。幼少時代に母親から凄惨な虐待を受け、愛に飢えていた一人の女性が、自分の過去を辿る中で本当の自分を取り戻していく、「母娘の絆」をテーマにしたヒューマンドラマで、篠原涼子が虐待する母親・豊子とその娘・照恵の一人二役に挑戦。大きな話題を集めました。

　今回の上映会は、「愛を乞うひと」がソウル国際ドラマアワードにノミネートされ、高い評価を受けたことから実現したものです。今年で１２回目を迎えるソウル国際ドラマアワードは韓国放送協会などが主催し、韓国と世界に優れたドラマを表彰するもので、今回は世界５５か国から２６６作品がエントリーしています。
　ソウル国際ドラマアワードでは、これまでもノミネートされた作品を、その国の大使館で上映するイベントを行っていますが、日本の作品が対象となるのは初めてとなります。

【原作】　　　　　　　　下田治美『愛を乞うひと』（角川文庫）
【脚本】　　　　　　　　後藤法子
【演出】　　　　　　　　谷口正晃
【出演】　　　　　　　　篠原涼子 広瀬アリス 上川隆也 ほか
【チーフプロデューサー】中村泰規（読売テレビ）
【プロデューサー】　　　田中雅博（読売テレビ） 黒沢淳（テレパック）
【制作協力】　　　　　　テレパック
【制作著作】　　　　　　読売テレビ

　２０１７年１月１１日（水）よる９時００分～１０時５４分
　読売テレビ・日本テレビ系列で放送