働く女性を中心に支持を得て、関西で視聴率7.1％、瞬間最高視聴率8.4％（24:00）を記録したスペシャルドラマ「部長 風花凜子の恋」。その後編が明日（7月12日）木曜よる11時59分～放送になります。
　後編の放送を前に、読売テレビでは働く女性を集めたプレミアム試写会を実施しました。この試写会は、読売テレビ社内の女性を集めたプロジェクトチーム『おんなのうたお届け委員会』と、働く女性を中心としたコミュニティサイト「きらり部」がコラボする形で開催され、20代～40代の働く女性およそ30名が会場に集まりました。

　前回の放送で、がんに侵された恋人、高澤光太郎（平山浩行）から別れを告げられてショックを受けた風花凜子（りょう）。12日放送分では、プロジェクトチームのメンバー箕輪ゆりか（黒川芽以）が速見貴文（丸山智己）から“セクハラ接待”を強要されていたことが発覚する。「体も心も会社のものじゃない。自分を大事にして」という凜子の言葉に刺激され、ゆりかは勇気をもって速見のセクハラを訴えるが、速見らに「根も葉もない噂」と握り潰される。その上、彼らは「風花凜子はサックス奏者として副業を行っている」と凜子を糾弾し、絶体絶命の凜子は……という、緊迫感のある内容に。

　試写会後のトークショーには、「部長 風花凜子の恋」の監督を務めた岡本浩一（読売テレビ 東京制作センター チーフプロデューサー）と、中谷しのぶアナウンサーが登場。会場に集まった女性たちからの質問に答える形で、ドラマの制作裏話を披露しました。「凜子の衣装がとってもおしゃれ！ファッションへのこだわりは？」という質問に岡本監督は、「先日英国王室に嫁いだアメリカの女優 メーガン・マークルが、出演ドラマ「SUITS」で着用していた衣装をイメージしていた。タイトスカートにピンヒールでコツコツとオフィスを歩くイメージ。りょうさんも衣装にこだわりがあったので、衣装合わせではお店のように何十着もの衣装候補が並んだ」とのエピソードを披露。中谷アナウンサーからは「職場でピンヒール、カッコいいですけど、私はダメですわ～。腰が痛くなる」と本音をポロリ。仕事もプライベートも50対50を信条とする凜子の姿に、「私は仕事とプライベート、全然50対50じゃない・・・」と働く女性のリアルな声を代弁し、会場の笑いを誘うシーンも。

　「働く女性を描く上で注意されたことは？」という質問には、「日本では、女性の管理職が圧倒的に少ない。女性が会社の中で上に上がっていくビジョンが社会的に見えにくいのでは？と感じている。女性も上を目指していいし、目指すべきだと伝わったら・・・と思って制作した。ドラマ制作中に日大でのパワハラや、財務省でのセクハラなどの問題が起きていたので、今起きていることを盛り込みたい！と脚本に入れた」と、岡本監督。社会的背景や時事問題も意識したドラマ作りだったことを明かしました。

　トークショーの後半では『おんなのうたお届け委員会』が制作した、1分間の歌動画シリーズ『おんなのうた』も披露。参加した女性からは、「『たんかぶLOVE』、大好きです！」「『もがいた先に、春』が気に入りました。私も今もがいてます・・・」と共感の声が上がりました。
　働く女性の心に刺さる「部長 風花凜子の恋」と「おんなのうた」にご注目ください！

＜放送＆配信情報＞
『部長 風花凜子の恋』 後編
7月12日（木）よる11:59～ 読売テレビ・日本テレビ系 全国ネット

『おんなのうた』
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