第7話8月15日(木) よる11時58分~0時53分放送
『白根総合病院』の理事長・白根英雄(大出俊)が長期出張から帰ってきた。ネジ工場を営む旧友・百田泰造(深水三章)から、ジャンボ(眞木大輔)が『馬場医院』の院長をしていると知らされ、ジャンボが研修医だった12年前の出来事を思い出す。白根の妻は、ジャンボが起こした、とある行動をきっかけに亡くなっていた。
『白根総合病院』副院長兼外科部長の天龍一郎(尾美としのり)は、白根に『地域医療統合ネットワークシステム』の経過を報告する。そして、ジャンボと決裂することになった12年前の出来事を医療ジャーナリスト・里中麗子(笛木優子)に語りだした。
白根の妻の墓参りをするジャンボ。そこへやってきた白根はジャンボを問いただす。「教えて欲しい。12年前、あなたが取った行動は正しかったのか、それとも…」ジャンボは何も答えずに立ち去っていった…。
一方、少しずつ距離が近づきつつある馬場飛鳥(忽那汐里)と倉橋次郎(郭智博)。2人がランチを終え、1人になった飛鳥(忽那汐里)の前に麗子が現われる。「鶴田先生が12年前、患者を死亡させた事に関してどう思われますか?」そう言い残し、麗子は足早に立ち去る。「ジャンボが人殺し?」困惑する飛鳥だったが、その真相をジャンボに尋ねると、「ホントだ…」とだけ答え、今までにない表情を見せる。長尾千種(吉田羊)からも余計な詮索はしないよう諭される…。
そんなジャンボと飛鳥は、海岸で泥酔したミュージシャン・百田哲夫(金井勇太)を見つける。ジャンボは哲夫の顔色を見ると、『馬場医院』に連れて帰った。飛鳥は、哲夫の父・泰造に連絡を入れるが、「そんな奴はその辺に捨てといてくれ」と冷たく電話を切られてしまう。検査の結果、哲夫はスキルス性胃がんを患っていた。一刻も早く手術する必要があると言われ、パニックに陥る哲夫。さらにジャンボは、これから必要になる治療費50万円の明細書を突きつける。
両親に治療費の工面をお願いする哲夫だったが、泰造はまったく相手にしない。それを知ったジャンボが百田家に乗り込むと、泰造は50万円を用意する代わりとして、哲夫に土下座を要求する。それを聞いたジャンボは――。