- 担当番組と仕事内容は?
- 『思ったより地道な仕事が多いです(笑)』
レギュラーで『大阪ほんわかテレビ』『漫才Lovers』『ytv漫才新人賞』を担当しています。AD(アシスタントディレクター)の仕事をしつつ、3年目くらいからD(ディレクター)もしています。番組内で企画を出してロケに行き、VTRを編集するのが主な仕事ですが、どうしたらロケが実現するか考えて準備をする時間の方が長く、思ったより地道な仕事が多いです。正直、もっと華やかだと思っていました(笑)また、単発特番も担当していますが、印象に残っているのは『ytv漫才新人賞』で優勝した隣人さんの特番です。これまで情報バラエティー系のVTRしか作ったことがなかったので、ガッツリ笑いに特化したVTRは全く毛色が違い、どうやって作り始めればいいのかもわからず途方に暮れました。反省点はたくさんありますが、なんとか形になったことは嬉しかったです。またやりたいなと思いました。
- 志望は?
- 『お笑いがめっちゃ好きでした』
制作志望です、お笑いがめっちゃ好きだったので。中学3年生くらいから好きで、最初は芸人さんになりたくて。高校の時は友達が付き合ってくれて、『ハイスクールマンザイ』とか『R-1グランプリ』に出ていました。挫折して、もう一生出ないと決めていますが(笑)今では当時の自分のあの感覚を理解できませんが、お笑いに関わる仕事をしたいという思いはずっとあります。なのであの時のパッションを忘れずにいたいなと思っています。
- やりがいは?
- 『自分が作ったVTRをテレビで見たら、今でも感動します』
やっぱり、テレビで自分が作ったVTRを見たら今でも感動します。ちゃんと流れてる!って(笑)「影響力がある人間になりたい」とまでは責任が重くあまりにもおこがましいですが、自分が作ったモノを見て何かのきっかけになったらいいな、とは入社前から思っています。なのでSNSでエゴサーチもします(笑)『漫才新人賞』の時、出演する芸人さんの紹介文をSNSで発信していたんですが、記事や芸人さんのアカウントを研究して、その方が使う絵文字をつけて投稿したりしました。そういう工夫がお笑いファンの心に刺さったりしたら、めっちゃ嬉しい。「この紹介文アツい!」みたいな反応があったら「わかってくれた?!」って(笑)答え合わせができて、見てくれている人がいることを実感します。
- ytvだからこそ
実現できた夢・描けた夢は? - 『「まだこんな面白いことが残ってたんや!」と思ってもらえるような番組を』
小さいことかもしれないですが、漫才新人賞は高校の時からずっと見ていたので、あの賞レースで選考会の1つをディレクターとして担当できたのは、ひとつやりたいことが叶ったなと思えた瞬間でした。今後は、世の中の人の心に引っかかるようなものを作れたらと思います。「こんなことをしたら、みんな驚くかな?どんな反応するかな?」という周りのリアクションへの好奇心が昔から強かったので、それを生かして「まだこんな面白いことが残ってたんや!」と思ってもらえるような番組を作りたいです。ytvでは「大阪制作3年目以上の若手社員、全員が番組を企画する」という取り組みが始まります。ytvに入りたいと思った理由のひとつは企画募集が常にある点でした。挑戦の扉は開かれているし、みんなに機会が与えられているのかなと思います。