護衛艦バックに記者会見！

　映画ってTVと違って本当にすごい！って宣伝活動のことなんですが。『名探偵コナン 絶海の探偵（プライベート・アイ）』の大ヒット祈願イベントが、なんと海上自衛隊横須賀基地で行われたのです。会場はJR横須賀駅から歩いて受付して、さらに歩いて奥の桟橋に設営された特別ステージ。

　まずは隊員たちの施設内で取材陣と一緒に待機するも楽しい、というのも食堂や制服などの購買部があるので、普段の隊員たちの生活や仕事ぶりも垣間見える気がするからなんです。そして時間がきて取材陣と一緒に「護衛艦さみだれ」が接岸している桟橋へ向かいます。少し風が強いけど晴れ間が明るい絶好な気候条件の中、映画大ヒット祈願セレモニーが始まります。

　特別ステージにはなんと海上自衛隊の中でわずか4％しかいないという、本物の女性自衛官31名がズラリと並び、映画で女性自衛官・藤井七海役の柴咲コウさんとコナン君の二人を囲む形で会見が行われました。会見では、柴咲さんと女性自衛官たちとが“明るい女子トーク”。女性自衛官が「柴咲さんもお忙しいと思いますが、私たちは海にでるとなかなか外部と連絡をとれないんです。こんな風に恋人と連絡をとれないとき、どうすればいいのでしょうか？」と質問すると、柴咲さんは「私が聞きたいくらい（笑）。やはり、想い、念じることですかね」と、女優やアーティストとして多忙な日々を送る自身の経験を踏まえて答えていたのが印象的でした。

　時間をかけて何度もやり直した渾身のアフレコの話や、試写を観て初めて大好きなコナンに出演した感慨が込み上げてきた話など、映画に対する想いを語ってくれた柴咲さん。本物の女性自衛官の印象を「隙の無いキャリアウーマンといった出で立ちで、常に緊張感を漂わせたキャラクターを演じていたのですが、実際に会うとみなさんにこやかで優しい表情ですね」と話し、彼女たちが洋上に出ると数ヶ月間大好きな甘い物が口にできないのがツラいなど、海上自衛隊ならではの悩みには「同じ場所にずっと缶詰めになるという意味では（女優などの仕事と）一緒ですね」と語り、互いに共感した様子でした。

　それにしても大きな護衛艦をバックに、こんな規模の会見が出来るのは映画ならでは。やはり防衛省海上自衛隊全面協力という今回の映画の特徴がにじみ出たということでしょう。各所の協力を取りつけて今回しか出来ないことを積み重ねて大きな大きなイベントに仕立てる。言ってみれば作品造りに似ている見事な作業を、宣伝プロデューサー林原さんはじめ各宣伝スタッフの総力で成し遂げてくれました。本当にお疲れさまでした！冒頭の写真は会見の様子です。

　4月13日土曜日夕方5時30分「宇宙兄弟 生きて二人で月に立とう」からはどうか1時間枠でアニメをお楽しみ下さい。そんなとっても大切に？したいリズムが先週から始まっています。そして夜6時「名探偵コナン 豪華客船連続殺人事件（後）」。うーんとにかく何もかもが懐かしい。僕にとってはクレジットの名前も思い出いっぱいな傑作をどうぞご覧くださいね。そして絶好調の電話プレゼント、とにかく聞かないと損です。番組を見てお電話くださいね。

　そして日曜夜7時インターネットラジオ文化放送超A&G「諏訪道彦のスワラジ」。14日放送のゲストはついに登場「名探偵コナン」毛利小五郎役の小山力也さんであります。いやあ、正直に申し上げまして力也さん面白すぎ！これも聞かないと本当に損です。それにしてもどうしてあんなに楽しい会話になっちゃうのでしょう。やっぱりスタジオで開けちゃう（空けちゃうじゃありません）ワインの影響もあるのかなあ。

　そしてラジオつながりですが、ラジオ日本「坂上みきのエンタメGo!Go!」という番組に出演してきました。放送は4月15日（月）から19日（金）8:50～9:00となります。それにしても坂上さんのおしゃべりはいつもリズミカルでエレガント。それに対して僕の話はどう聞こえるのでしょうか。「絶海の探偵」のお話はいっぱいしました。可能な方は是非お聞きくださいね。写真は坂上さんとの2ショットです。