• スワッチのアニメここだけの話
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  • 2013.03.21

スワッチのアニメここだけの話

スワッチのアニメここだけの話

スワッチのアニメここだけの話

まずここ数週間お知らせしています、このアニメ日記の本「スワッチのアニメここだけの話」、3月30日より角川書店から発売されますが、嬉しいことにもう書店によっては店頭に並んでるところもあるそうです。今日ここでお知らせするミニポイントは、小学館さんのご厚意でコナン君の画像を本の帯に使用させてもらえた事や、筆者自己紹介文を調子に乗ってちょっと長く書き過ぎた事…。というわけで冒頭の写真はその本です。書店でこの青いのが目についたらぜひ手にとって見てやってくださいね。

さて毎週お伝えしてますように映画「名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)」制作作業が超佳境(この表現あり?)状態に突入しています。この文章を書いている現在は音響効果や音楽をつけていく“ダビング作業”真っ只中。実際の作業は映画全体を6ロールに分けて一日に一ロールずつ丁寧に仕上げていってます。

作業しているのは音響スタジオを持つAPUスタジオのスタッフが浦上音響監督以下常時6、7名。静野監督やTMS石山Pや演出担当などと効果の横山さんたちで6、7名。音楽の大野さんや音楽制作担当のYTEスタッフも毎日参加、そして主題歌がらみで今回は斉藤和義さんの所属するレコード会社・スピードスターレーベルのスタッフも。なのでここで映画をフル音響で観たらさぞかしすごいだろうな、と思える結構広いスタジオで、多いと約20名くらいが毎日作業を重ねていきます。

特に大変なのはAPUのスタッフでしょう。本当に深夜までの調整作業ご苦労様です。観ている僕らも時には大きく時には微妙に修正を加えながら、多い時は10回近くもそのロールを観たりしていると、そのシーンや音が身体の奥底まで入り込んでくるような錯覚を覚えたり…。とにかく映画完成まであと少し。それぞれが納得いくまでキッチリと追い込んでいきましょう。

もちろん宣伝活動も並行して鋭意実行中。我が読売テレビは本拠地が大阪なので、関西における宣伝展開も東宝関西のスタッフともマメに打ち合わせをしながら活動しています。冒頭の写真2枚目はそんな宣伝や興業のお手伝いをしている大阪本社YTVコンテンツ事業部のオフィス風景です。映画館などに飾ってある一緒に写真も撮れるようなあの大きなコナン組み立て物を“スタンディ”って呼びますが、しかしまあよく事務所フロアに立てられましたねえ。こんな風景、ちょっと他の職種では見られないものでしょ。

さて3月23日土曜日夜6時「名探偵コナン」は巨匠・柏原寛司さんのオリジナルミステリー「隅田川夜桜ルート(前)」。折しも急に暖かくなって放送と実際の桜がリンクしそうですよね。犯人に指名され担ぎ出された小五郎の行動にもヒントが隠さてたりしますよ、ぜひ前半で事件の全貌や真相をつかんでみてください。NTV放送エリアの方は冒頭にスカイツリーからの電波が有効になっているかのチェック映像も入るそうです。

24日日曜日朝7時「宇宙兄弟 ニッタとムッタ」そして夜7時「諏訪道彦のスワラジ」は冒頭でもお伝えしてる「アニメここだけの話」本の制作や内容の裏話を僕自身からベラベラお話します。

そしてYTV放送エリアの方は25日月曜深夜「MANPA」で「ラブライブ」から始まるラインナップの最後に「アニメミライ」の一作「龍-RYO-」を見てくださいませ。もちろん「ちはやふる2」「MANPAちゃんコーナー」「HUNTER×HUNTER」もじっくり見ていただいた後になりますが。そう言えば先週の「デスビリヤード」はいかがでしたか?