• アニメ☆7最終回
  • アニメ☆7最終回

  • 2009.03.17

 いよいよ3月23日に月曜よる7時の「アニメ☆7」の最終回がやってきてしまいます。本当に長くて短いような半年間でした。それ以上に紆余曲折お休みなどもありながらも、この月曜よる7時もしくは7時30分の枠で23年間以上も放送を続けてまいりました。その枠の放送が23日に最後を迎えてしまう…非常に感慨深いものがあります。そんなわけでTVアニメの歴史がひとつ幕を閉じてしまうけど、すぐ新たなる幕開けとあいなります。「名探偵コナン」は4月4日から毎週土曜よる6時、「ヤッターマン」は4月5日から毎週日曜あさ7時と新たな舞台に移動して、またまたTVアニメ史の新たな1ページをめくっていきます。こちらも本当にご期待下さい。

 なので、23年の歴史に1つのピリオドを打つ月曜よる7時「アニメ☆7」、本当にラストとなる23日の放送は見逃さないで!最終回の「アニメ☆7」は1時間スペシャル「名探偵コナン 黒の組織との再会」を放送します。これは過去に放送された30分3話分を1時間スペシャルに特別に編集したもの。ここ何本かの1時間スペシャル同様、相変わらず於地監督が特別にこだわった新作シーンを追加。こーゆーのはホント大切です。当然その新作シーンにはコナン役・高山みなみさんにアフレコしてもらいました。が今回はもう1人、あのキャラクターがメインとして新作シーンに登場。さて、それは一体誰なのでしょうか、これはもうオンエアでのお楽しみです。フフフ、その登場人物がとても興味深い話をするので、見逃さないようにして下さいね。

 3月27日よる9時から「金曜特別ロードショー」で放送される「ルパン三世VS名探偵コナン」の制作は大詰めに入り、ダビングという作業を行っております。スケジュールの都合でギリギリになってしまった銭形警部役・納谷悟朗さん、石川五ェ門役・井上真樹夫さんのアフレコも無事に終わり、亀垣一監督を始めとするスタッフは土日返上で効果音や音楽を入れる音響作業を粛々といたしています。いやー何が大変かって、それぞれの世界観を表している音楽の扱いです。絵もそうですが普通は融合したりしません。もう血のにじむような作業の連続…それにしてもすごいのが音響監督の浦上さん。スワッチは「鉄人ウラさん」と呼んでいますが、異常に作品が立て込んでいる今の状態での八面六臂にして獅子奮迅のパワー。我々の師匠のような大ベテランの見事な活躍が、みなさんの想像以上にルパンとコナンが「これぞコラボ!」と言える見事な融合を決定的にさせています。

 そうそう、もう遅いかもしれないけど今コンビニなどで発売中の缶コーヒー「ジョージア」に赤いキャップとして付いている「ルパン三世VS名探偵コナン」のフィギュアストラップは手に入れたかな?スワッチはコンビニをいくつか廻って全10種類をきっちりコンプリート。コナンとルパンのはいくつか手に入れ、バッグにつけたりしています。みなさんが住む地域でも売っていたら、ぜひ手に入れて携帯やバッグにつけて下さいね。

 さて今週、劇場最新作「名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」(4月18日公開)は「ルパン三世VS名探偵コナン」同様に(というかその後ですが)ダビング作業に入ります。映画の音響はシステムが違うのでさらに時間がかかります。だいたい1日で全体の6分の1くらいずつ仕上げていき、全て終えるのに1週間以上かかる作業はすごく大変。音楽の大野克夫さんも駆けつけて、山本監督以下10人くらいで繰り返し行なう緻密な作業でね。APUスタジオのスタッフなんかはほとんどスタジオ内で生活してる状態、なんじゃないかな。というわけで映画の完成を請うご期待!であります。

 で、映画といえば実写版映画「ヤッターマン」。公開1週目は興行成績第1位獲得という大ヒット上映中であります。やはりあのブレのない遊び心満点の「ヤッターマン」スピリッツが受け入れられているのでしょう。冒頭の3枚の写真はそのヤッターマンのふるさと?JR中央線・国分寺駅構内での期間限定ポスターです。なんだかカラフルなゴミ箱も作品を応援してくれてるかのようです。

 それから先週は東京・六本木Aという店で行われた、ドラマ「神の雫」の打ち上げパーティーに参加してきました。日テレドラマの伊藤さんは昔アニメ担当だった人、ここで会えるなんて一体何年ぶりでしょうかの再会。日テレスタッフではコナン映画でお世話になった井上さんや初めてお話できた櫨山さんなど、ドラマを支えているスタッフのパワーにも久しぶりに触れる事ができて良かったです。アニメとちょっと仕組みが違って、ドラマは同時進行で大勢のスタッフがかかわっているから、こーゆー打ち上げパーティーの超がつく賑わいにもちょっとビックリ。会場ではキャストの方々にもごあいさつできたし、原作漫画連載中の「モーニング」編集長の古川さんや講談社のスタッフとも会えてうれしかったな。もちろんワイン仲間でもある原作者の亜樹直さんはたくさんのグレイトなワインを持ち込まれ、楽しい時間をご一緒する事ができました。ありがとうございました。

 このドラマ、ワインを題材にするという新しい世界観の原作が映像化され、ワインを知ってる人はもちろん、ワインを知らない人にとっても1つの新しい扉を開く事ができたのではないでしょうか。わがYTVメルマガにもドラマパブリシティとして、スワッチがYTVスタッフのワイン好きの1人としておススメのワインを語る(いや、ホンの少しですけど…)なんて事もさせてもらっちゃったし、この作品のおかげで楽しい展開がいくつも生まれてるのは素晴らしい事です。尋常じゃないエネルギーに溢れた打ち上げには2次会までお付き合いさせて頂きましたが、きっとみなさんは仕事の疲れを忘れ、明け方までワイン以上に番組の余韻を味わっていたのではないでしょうか…。