• 秩父夜祭 冬の花火
  • 秩父夜祭 冬の花火

  • 2009.12.10

 毎年12月3日は「秩父夜祭」です。時期が近づくと西武線には派手な山車屋台のポスターが並び、祭り気分を盛り上げています。僕がこのお祭りに参加したのはまだ昭和の時代から。以降ほぼ欠かさずに秩父を訪れているのは以前にも書きましたが、声優・深見梨加さんのご実家があるからです。毎年彼女のご両親ご家族・友人いろんな人と顔を合わせて、まさに手作りふるさとおふくろの味と一緒にここでしか味わえない濃密な時間を過ごします。

 そして各自防寒対策を施して“冬の花火”見物へ。ここの花火の規模はとんでもないレベル。質量ともに日本有数でしょう。昨年は花火制作者の名前に母校・岡崎高校同級生の花火師・磯貝さんの名前を聞いたことを思い出します。…ところが今年は天候にたたられました。まず冒頭の写真(1)はビニールカバーをかぶった、名物の色鮮やかな彫刻やちょうちんで飾られた屋台の山車。ちょっと苦労して撮影してます。というわけで冷たい雨と雲のせいで花火の高さにもやがかかり、少しさびしい感じ。でもだんだん雲も晴れて冒頭の写真(2)になりました。

 毎年の行事の積み重ねにおいて年齢の増加は免れませんが、それ以上に人間関係の厚さ深さ広さにつながるようです。伝統というものは人間の強い絆の上に成長していくものなのでしょう。曜日などまったく関係なく毎年同じ日にちに繰り返されるお祭り、ちょっと“やんちゃ”な人間模様。その中の感性には番組作りやスタッフチームを維持する感覚と相通じるものがありますね。

 12月12日放送「名探偵コナン」は「死亡の館 赤い壁(掌中の物)」。いよいよこの長編シリーズでの登場人物が全員集合です。コナンたち入れて全10名、物語は大きく転がりだします。だいたいこのシリーズ、於地監督が頭をしぼって発案してくれてるサブタイトルに意味がしっかり詰まってます。それにしても青山先生の原作ストーリーは設定や人物名にいたるまで、本当によくできてますよね。この回でも容疑者が増えたりしてミステリー度は深みを増していきます。ぜひとも毎週欠かさずご覧くださいね。

 「犬夜叉 完結編」第11話「神無の墓標」。毎週言ってる気がしますが、このシリーズでは女性キャラクターたちの最期が大きな見せ場であります。奈落のせいで次々に天に召される彼女らの、その際にまぶしく魅せる表情を先週書いた“アニ民”青木監督は見事に表現してくれています。さあこの回で神無は犬夜叉やかごめたちだけでなく見る視聴者たちにも何を遺してくれるのでしょうか。

 さてこれは僕も初体験「犬夜叉プレミアムショップ」開設のお知らせです。主に東京地区の方々対象になりますが12月16日から2010年1月4日まで、PARCO吉祥寺店6Fにおいて期間限定の“犬夜叉ショップ”が開設されます。なにがすごいかってPARCO限定の犬夜叉オリジナルグッズを作っちゃったこと。情報はPARCOCITYのHPに詳しいけど、12月23日には我らが犬夜叉・山口勝平さんの握手会も予定されてるみたい。もうこれってグラビアアイドルじゃん、とつっこみたくなる楽しいイベントにはちょっと参加してみようかな。