• 犬夜叉ラストアフレコ
  • 犬夜叉ラストアフレコ

  • 2010.03.04

 ついにこの時がやってきてしまいました。「犬夜叉 完結編」第26話のアフレコです。YTV斎藤Pが言うには前シリーズ167話、劇場4作、CDドラマ3本そして今回のシリーズ26話、全部合わせてなんと200作!そんな10年かかった膨大な犬夜叉の旅もついにゴールを迎えようとしています。

 高橋留美子先生による極上の最終話を受けて、我らが豪腕脚本家・隅沢さんのシナリオは、今までの200話の歴史をすべて受けてやる!の意思を持ったかのような熱を放ちます。「犬夜叉」という作品がまるで大きく優しい生き物のごとく目の前に静かにたたずみます。それをしっかり支えるこの話数の出演声優は犬夜叉役かっぺーちゃんやかごめ役ゆきちゃんはじめ全25名。

 気持ち汗ばむ緊張感漂う中、文字通りひと言ひと言噛み締めるようにみなさんセリフを味わうかのように演じます。鶴岡音響監督もなにかいつもと違う空気を受け止めたかのような演出、その時間のすべてを堪能させてもらいました。

 もうひとつ特筆すべきは前回紹介した、和田さんがこの最終話のために書き下ろした珠玉の音楽たち。その楽曲を先に映像にあてて、リハーサル時にスタジオに流しながらのアフレコをしたんです。なんていうか、先に一部ダビングしちゃった感じ?こんなことは前代未聞、この26話に込めたスタッフみんなの想いの凝縮を魅せつけるかのような出来事であります。

 アフレコ後は斎藤Pやサンライズ小形Pらが用意した花束や記念品を、スタッフそれぞれが全員に手渡し、順にご挨拶をいただいて10年間の締めくくりのひとつとしました。まだダビングやいろんな作業が残ってます。この話数までDVDにしてみなさんにお届けするまで、優しく楽しく丁寧に扱っていこうと思います。声優やスタッフのみなさん、本当にお疲れ様でした。冒頭の写真は完結編全26冊のアフレコ台本です。妙にカラフルなのが良いですね。

 3月6日土曜よる6時「名探偵コナン」はアニメオリジナル「露天風呂に降る殺意」。これでコナン2作目気鋭の脚本家・金子遊さんのミステリー。毎度おなじみコナン・蘭・小五郎の一家?が温泉パークで巻き込まれたのは事故か事件か。小五郎のミスリードが見どころ、ってなんかヘン?

 あとこの回から最新映画のパブリシティも兼ねた電話でのプレゼント企画がスタートします。題して「名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)公開記念スペシャルプレゼント」。週替わりのプレゼントもすごいのですが、なんと言ってもポイントは電話先での豪華なキャラクターたち。週替わりでTVや映画にまつわるさまざまな情報や出来事を、声優さん演じるキャラクターたちがわざわざこの電話のためだけに収録。毎週欠かさずチェックして、TVでお知らせする電話番号にかけてみて下さいね。電話をかければ自動的にプレゼント応募になります。