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新企画クラウド食事会
- 2010.06.03
先週は新企画とか面白い展開戦略などはこーゆー時間に生まれるものだろうな、というようなクラウド(この言葉で正しいのか?伝わるのか?)食事会を週を通してやっちゃいました。別に毎週それなりにやってますし、なかなか詳しくは書けないのが申し訳ないのですが、今回はちょっとさわりだけでもお話しさせてください…。
まずは牛込神楽坂Tという店では8名、先月結婚した友人のダンナさん初お披露目を兼ねた食事会。某キー局Pや有名アニメ制作会社P、某プロダクション社長のメンバーも一緒です。この店はなにがすごいって、お客の目の前でシェフが一人でとんでもない食材をさばいて出してくれるところ。L字型のカウンターで仕事からプライベートなコトまで4時間は話しましたか。
2日目は神楽坂Iと言う店で7名。編集者や脚本家、声優、音楽プロモーターなど顔ぶれは多種多彩です。仕事で直接係わり合いのある方々が多いので、創作和風コースを味わいながら、こーゆートコでしか話せない仕事系の会話をじっくりすることが出来ました。
3日目は赤坂Wという店で8名。このメンバーではTVなどに出演する側の人たちが局アナを入れて5人。話の持っていきかたによってはすごく新味にあふれた企画が早めに出来ちゃいそうです。どこかの洋館を思わせる特別な個室に、そうとは思えない創作中華に驚きながらも会話が弾んでいきました。
4日目は銀座Pという店で6人。この日のメンバーは完全に会社の身内ばかり、ちょっと珍しいパターンです。このご時世でわれわれはどの方向に進んでいくべきか、かなりまともに議論して4時間、男性ばかりでしたがみんな意外に最後のドルチェをしっかりいくモンですね。
5日目は西新宿Oという店で4人。このタイプの食事会はよくあります。こんな人数ですとお話すべきテーマがはっきり決まっている場合が多いですね。つまりタマゴの前のこーゆー時間がいろんな企画にとっての基礎固めになっていることは間違いありません。
それにしても5日目のようなカジュアルな店からすごく格上の店まで、それぞれのお客に対しての真摯なサービス努力が垣間見えて感心します。どんな業種も同時代の同じ空気を呼吸しているわけなので、立場は違えどその対応は他人ごとには見えません。ほんの細かなサービスにもこの時代を乗り越えるヒントがありそうです。
「第14回手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)」贈呈式に行ってきました。今回の大賞は山田芳裕さん「へうげもの」(講談社)。僕も愛読してる面白い作品ですが、この賞といい文化庁のといい、テレビメディアなどをフィルターにするような作品と少しラインが違うような気がしてさびしさも感じます。それにしても特別賞を受賞した故米沢嘉博さんの偉業はいくつかではありますが知ってます。ぜひ生前にお逢いしたかった方でした。
冒頭の2枚の写真は会社から見えるのと大阪伊丹空港での夕景です。とにかく一息ついて、今日からがんばっていきましょう。