• “ベイカー街”の思い出
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  • 2010.06.24

 世の中ワールドカップ一色ですね。この日記のアップ日の翌朝、日本はどんな空気に包まれていることでしょうか。スポーツってホントすごいですね。業界の評価は“スポーツコンテンツ”としてすごい、というくくりで表現されるようですが、僕としてはその中で活躍し働くすべてのスタッフメンバーに敬意を表したいですね。そして一度このレベルで国中を沸かす、サムシングアニメーションを立ち上げて見たいものです。

 先週18日金曜日「名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)」のスタッフ打ち上げが新宿歌舞伎町Bというお店で行なわれました。おかげさまでその日までの興行成績は31.5億円というコナン史上4位に位置する大ヒット!というわけで参加人数150名以上のにぎやかなパーティになりました。こーゆートコロでしかお会いできないいっぱいのスタッフのみなさま、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました!さあ、また次の映画をがんばりましょう!

 で、それとは別に気になったのがこの店が6月末で閉店するとのこと。というより歌舞伎町のこの辺りのビルがいくつか取り壊されて、大規模な再開発が行なわれるらしいとのこと。そう言えば「新宿コマ劇場」が閉館になったのももうだいぶ前のような気がするし、この辺りも大きく変わってしまうようですね。今回の会場になったそのお店は、壁や柱に往時をしのばせるモノクロの写真がいっぱい貼ってあり、自らの昭和の歴史を誇示しながらそれも一緒に時代の流れに身を任そうとするかのようでした。

 「第34回講談社漫画賞」贈呈式・祝賀会が21日、グランドプリンスホテル赤坂で開催されました。華やかなパーティ会場でYTVアニメ事業部の若きエース・上床君を業界のみんなに紹介できました。が、ここでも思うのが時代の流れ。通称“赤プリ”は来年3月で閉館とのこと。都心の象徴の1つでもあった新館も取り壊されるそうで、一抹の寂しさを感じずにはおれません。写真はその日の新館と漫画賞贈呈式の舞台です。

 さて映画のパブとしてこんな番組もありました。「コナン大好き芸能人が大集合!《名探偵コナン天空の難破船》を100倍楽しむ方法!」。で、この番組の制作会社側の粋な計らいで打ち上げを企画したところ、なんとこの芸能人の方々が再び全員集合したのであります。正直これはちょっと珍しいこと。新宿歌舞伎町Cというお店で食事中でも、コナンでこんなストーリーが欲しいとか、こんな小五郎を見てみたいなどの意見が続出!ホントこの方々のコナン好き、そしてマンガ好きレベルにはアタマが下がります。冒頭の写真は打ち上げ参加者全員であります。山田雅人さん、ノンスタイル井上さん・石田さん、虎南有香さん、そして松本志のぶさん、本当にありがとうございました。