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金田一タイムカプセル10年
- 2010.09.16
「開箱2010年8月23日」と書かれたワイン箱が大久保Tにある第1スタジオにどーんと置かれました。実はこれは10年前の「金田一少年の事件簿」終了時の大打ち上げパーティで「タイムカプセル」としてみんなが思い思いのものを詰め込んだ箱なのです。さすがに地面に埋めたりはしなかったのですが、東映アニメさんの倉庫にひっそりと眠っていたのでした。
その箱を開けるイベントを原作者・天樹さん含め、役者さんら30名を集めて華やかに行ないました。当時の台本や写真、手紙やMD、ヘンな人形や当時の携帯などさまざまなものが眠りから目覚め、参加者それぞれの元に返ったのです。いやー10年ってやっぱりボリュームありますよね。僕のは当時の数枚の名刺でした…確かに懐かしいけどこれは自分に対しては“いまいち”な評価。おそらくワイン箱を用意したのは僕、だったらちゃんとしたワインを入れとけば盛り上がったし良かったな、と10年分の後悔をしてしまいました。
それにしても不定期ではありますが「金田一少年の事件簿」は未だ少年マガジンに連載されてますし、こうやって呼びかければ30人からのメンバーが集まります。なんというか1997年にスタートしたTVアニメなのにバリバリの現役作品であります。これからも可能な限り定期的に集い、このでっかい傑作に対して何らかのフォローをしていけたらいいね、と日付を超えて話します。常連だった大久保のお店Bでは、まるで10年前が先週のことのように感じられる楽しい時間をスタッフそれぞれが感じて過ごすことが出来ました。
冒頭の写真は今回参加したメンバーの集合写真、そしてタイムカプセルと今回のイベントのための“特別ラベルワイン”であります。
さて、残暑厳しい大阪で「読売テレビ 2012インターンシップの座談会」なるものに参加してきました。これは読売テレビを希望している就活学生の中、書類選考を経た100名以上の方々を前に、YTV内での仕事の実情をお話しようと言うものであります。メンバーは技術の方から中島良隆部長。そして東京制作からドラマの堀口良則CP、バラエティの西田二郎CP、そしてワタクシの4名が参加。人事部の南部英隆さんの司会進行で約2時間、ちょっとラフなスタイルで楽しく過ごさせてもらいました。
もう毎日のように報道されているように、例年に無く厳しい就職戦線の中、どんな学生たちが来るのかと思っていたのですが、みんなすごくまともというかストレートな感じ。それなりに緊張してたと思うし、今回は特にウチの名物CP西田さんの見事なトークに飲み込まれてたから無理もないかも。西田CPのトークのテーマは言ってみれば“人格形成セミナー”。人気長寿番組「ダウンタウンDX」や、毎週火曜深夜放送のYTVローカル番組「つながりファンタジー いつも!ガリゲル」などの企画発想力豊かなヒット番組を連発してます。その番組作りスタンスからのやわらかくも押しの強いトークは、僕らも含めて影響力大であります。
それにしてもTV局における最新技術の実態とか、ドラマ制作のウラ話、YTVアニメの楽しみ方とか、聞いてくれたみなさんはどんな感想を持ったのでしょうか。正直“我が読売テレビは良い会社です”メッセージは伝わったでしょうか。YTVHP【読売テレビ2012採用サイト】などにも今回登場したメンバーが参加しますので、就活者のみならずぜひのぞいてみちゃってくださいね。僕らもツィッターなどでつぶやくことになっていますよ。