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愛内里菜さんラストコンサート
- 2010.09.30
急な秋の気配と言うより、もうこれは寒いといった気候になった折、愛内里菜さんの関西での正真正銘のラストコンサートのネットニュースを目にしました。そして僕はこの9月18日、関東で催された最後のステージ、埼玉県大宮ソニックシティでの愛内里菜さんのラストコンサート「RINA AIUCHI LAST LIVE 2010 -LAST SCENE-」にいってきました。
愛内さんは「名探偵コナン」にステキな曲をいっぱい提供してくれたのですが、やはりまず記憶に浮かぶのは「恋はスリル、ショック、サスペンス」でしょう。愛内さん側から提供していただいた曲に合わせた“実写パラパラの映像”を、アニメスタッフが試行錯誤の上見事なオープニングアニメーションにしてくれました。思えばおかしいのがパラパラは無表情で踊るっていうルール。フツーはそうなんだろうけどコナン君のそれは今見てもクスッとしてしまいます。だから余計記憶に残るのだろうけど。
映画「銀翼の魔術師」の主題歌「Dream x Dream」はファン投票1位だったそうですね。これはムチャクチャ嬉しいです。僕はこの曲のハッピーさは結婚式での歌にピッタリ最高!と思ってるくらいですから。映画「紺碧の棺」の主題歌、三枝夕夏さんとの「7つの海を渡る風のように」なんかもうノリまくりの名曲ですし、こちらから歌詞テーマを提案して大野克夫さんの曲に詞をつけてもらった「100もの扉」は、某TV局での音楽生番組で直接愛内さんたちの歌唱を見れたコトは忘れられません。
このラストコンサートはなんとたっぷり3時間30分、32曲も披露してくれました。初めて聞いた「SONG OF THE LIFE」や最後の最後の曲「HANABI」も良かったなあ。終演後に、一緒に楽しんだ山本監督やキャラデザ須藤さん、東京ムービー吉岡CP、小林P、山川Pそして小学館編集者の近藤さんと7人でご本人にご挨拶もしっかり出来ました。素晴らしいコンサートを、そしてこのキラキラしてた10年間を本当にありがとうございました。
お腹が空いてたのも忘れてたその日、コンサートの興奮さめやらず東京に戻ってそのメンバーで食事。なぜか野方のSでなぜか4時くらいまでこのメンバーで過ごすことになる。自然にそうなっている…。これがコナンチームというものなのでしょうか。
思い返せば、あれはもう3年以上前になるのですね、大阪城ホールでの「コナンコンサート」。当日の出演歌手4名のうち、愛内さんと三枝さん2人が引退してしまうなんて本当に寂しいことですが、「名探偵コナン」の歴史の中で素晴らしい楽曲を歌ってくれた事実に変わりはありません。なので愛内さんのこれからと、番組や作品としての「名探偵コナン」のこれからが共に楽しくハッピーでありますように、変わらず面白いコナンをみなさんにお届けすることを約束したいと思います。冒頭の写真は9月18日当日、番組やTMS、YTEから想いを込めて贈らせていただいたスタンド花であります。