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コナンスタッフツアー
- 2010.11.11
絶好の旅行日和となった週末、今年もこの季節に「名探偵コナン」スタッフツアーに出かけることが出来ました。それぞれがスケジュールを懸命に調整して、新幹線を西に一路京都へ。そして[読売テレビ御一行様]をかかげたおじさんに出迎えられてなぜ?と思いきや、その方は運転手!なんと貸切バスの登場であります。そのまま参加者総勢11名は青空の下、奈良へと向かったのでした。
映画「天空の難破船」では仏像にからむシーンがあったので昨年行ったんじゃないの?と思われそうですがそうではありません。この一年遷都1300年祭に沸く奈良へはほとんどのメンバーが初めてか久しぶり状態。特に愛知県出身の僕は小学校の修学旅行で訪れて以来となるのでなんと40年ぶり!ああ、僕の人生で10年ぶりとか20年ぶりとかは最近いっぱいあるのですが、40年ぶりというのはちょっとねえ、ありえねーな気持ち。幼いなりに少ないお小遣いの中で懸命に悩んで、両親へのお土産を買ったはずの春日大社参道近くのお店も、記憶がないのと同じくらいすっかり様変わりしていました(ように感じました)。冒頭の写真は猿沢の池と興福寺五重の塔、東大寺大仏殿、そして貸し切りバスのネームプレートです。
やはり感動したのが「興福寺国宝館」。昨年東京に出張されてた阿修羅像が常時いらっしゃる建物です。この方、実際は8人衆のお一人だったんですね。そのうちお一人はちょっとかわいそうなお姿になってましたが、他の7人衆はしっかり健在でその一角はさすがにオーラもの。これは立ち去り難いね、と小五郎役の小山力也さんと阿修羅像さまの前に立ち尽くしてしまいます。有名な3つの顔はそれぞれの方を向いているのに3人分の手は全部正面を向いてくれてるのに、妙に絵画的センスを感じてしまいます。時間の無い中で一番粘った僕らって、実は本能的に仏像好きなのかも…。
夕暮れ迫る橿原神宮もなかなかなもの。本当はちゃっちゃっと来てお参りだけして…という場所じゃないんだよね。ちょっと驚くぐらいの数のカラスも平然と受け入れる大きさと広さに抱かれながら、砂利道をひたすら歩きます。何かに我慢できなくなった30歳代・TMS山川P、小プロ小沼さん、北田Pの3人が突然始めた全力ダッシュレースは山川Pの鼻差勝ち。そんなところで全力エネルギーを消費できるアホらしい余裕がうらやましいです。力也さんも一人ダッシュしてましたが。
綺麗な夕暮れのうち快適なバスは大阪へ。YTV放送エリアでは10チャンネル、ちょうどオンエアーとなった「名探偵コナン」冒頭のアバンに合わせて、車内に響く高山さんの生コナン君の声に全員思わず微笑んで、バスのツアーを終えました。
そしてその夜の夕食は心斎橋Uというお店で串揚げ三昧。ビールやスパークリングワインの泡もので、一品一品手の込んだ最高の料理をひとまわり堪能。これからもミステリーとラブコメの面白さを串刺しにしたコナンをファンのみなさまに楽しんでいただこうと、参加者全員気合いを入れることが出来ました。
そして某テーマパークではクリスマスパレードが始まるような季節になってきましたね。来年公開のコナン新作映画の準備も着々と進行しています。というわけでもう映画宣伝のための特報アフレコが行われました。収録に参加してもらった声優さんは12名。この30秒などの特報、集中力というかチカラの入れ方が分かる、ちょっと変わった仕上がりになると思います。12月4日には全国の映画館などで観られる予定ですのでお楽しみにして下さいね。