• ネクストドラマズヒント
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  • 2011.07.07

 この日記のアップが原則的に木曜日なので、告知もなかなか微妙なタイミングになってしまうのですが…。みなさま!ついに始まります!「名探偵コナン」の実写ドラマシリーズであります。もう何度も申し上げていますがお聞きください。7月7日七夕の夜から毎週木曜日深夜11時58分から40分間「木曜ミステリーシアター 名探偵コナン 工藤新一への挑戦状」!!。冒頭の写真は7月6日発売「少年サンデー」表紙、コナン君と忽那さんのステキな2ショットが目を引きますね。

 この日記ではせっかくですので他ではあまりお目にかからない方法でちょっとした情報をお出ししていこうかな、と。先週はシリーズトータルのヒントとしてニュードラマシリーズヒント「白い部屋」としたのですが、今週から“ネクストドラマズヒント”としてお届けしていきましょう。これからなんとか木曜日のドラマまでにこの日記に目を通して、そしてちゃんとアタマをミステリーモードにしてからドラマを視聴いただく。といったパターンを3ヶ月続けてもらえたらうれしいです。というわけで、ネクストドラマズヒント第1話は「フラッシュ」であります。ぜひ溝端さん忽那さんとご一緒に、コナンドラマミステリーの真実にアプローチして行ってくださいね。

 そしてもうひとつドラマでのポイントは音楽です。スペシャルではコナンアニメの大野克夫さん楽曲を使用したのですが、今回はシリーズとあってドラマとしてはもう一歩進んでオリジナルサウンドを制作しました。そのBGMを担当したのが音楽家・遠藤浩二さん。この遠藤さんは6月4日の日記でもお伝えした「日本映画批評家大賞」において映画「13人の刺客」で音楽賞を受賞した方。そのステージ上でのご挨拶も記憶にありますし、コナン受賞と同じなんてかなりなご縁がありますよね。

 その遠藤さんは工藤新一の活躍をオリジナル楽曲で、見事にミステリーワールドとして表現してくれてますが、特筆すべきはコナンテーマ曲へのリスペクトであります。おなじみ大野さんのメロディーをちょっと驚くべきセンスなアレンジでユーロビート調に仕上げてくれてます。そこも是非な見どころ聞きどころですので、木曜ミステリーシアターを絶対お見逃しなきようよろしくお願いいたします。

 さて同じ音楽でも「フィガロの結婚」。たまにこの日記でも紹介してますが、僕が所属するコーラスグループ「ミューズの会」で公演してしまいました。もちろんその一部ですが、僕が歌ったのは「3尺4尺」「もう飛べないぞこの蝶々」。恐ろしいことにイタリア語で暗譜で歌うのですが、実はその歌詞の意味はだいたいしかわかっていません。練習している時から常々この行為に既視感があったのですがその原因がわかりました。

 それは海外の日本のアニメファンがアニソンを完璧に日本語で歌いのけるシーンです。もうあまりに流暢な完璧な日本語の歌に思わず、すごい日本語しゃべれるんだ!って聞くと会話は全くダメ。つまりもう日本語の歌そのものを完コピしてるんですね。そのこと自体にアニソンに対するリスペクトを感じたものです。ひるがえって僕のイタリア語は残念ながらそんなレベルではありません。ですがモーツアルトの時代に人々がどんなショーを楽しんでたのか、その一端を体感することはできました。もちろん「ミューズの会」には素晴らしいメンバーもいっぱいいるのですが、「内幸町ホール」で僕の歌も聞く羽目になったみなさま、本当にありがとうございました。