夏の怪盗キッド祭り！

　なぜだかいつもおいしいトコ持ってっちゃうヤツっていますよね。さしずめコイツはその代表でしょう。このやろーって思いながら僕ら庶民？はコイツの活躍を見届けていくことになっちゃいます。はい、みなさまお待たせいたしました。お久しぶりに白くてキザなコイツの登場であります。

　7月13日発売｢少年サンデー｣でもカラーページで大きく取り上げられていました。曰くコピーは「みんなの夏休みは怪盗キッドがもらった!!」いやー、わくわくしますね、もう8月は暑さになんか負けてはいられません。土曜夜6時は昨年4月24日で放送した第1話に続いて8月6日「怪盗キッドの忙しいデート」、13日「王女様はマジックがお好き」。そして20日27日と「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦（前後編）」という豪華なラインナップ。8月一ヶ月は「名探偵コナンスペシャル　夏の怪盗キッド祭り！」と題して、4週にわたって怪盗キッドジャックとなります。

　スタッフも今週のアニ民で紹介してる、平野俊貴監督を筆頭におなじみのメンバーで放送に向けて最後の仕上げがクライマックスの真っ最中。アフレコもほぼ1年半ぶりなこともあって4時間以上かけてスタッフみんなでがんばりました。黒羽快斗役の山口勝平さん、中森青子役の藤村歩さんそして中森警部の石塚運昇さんの息もピッタリ。アフレコの詳細なお話はまたこれからのこの日記をお楽しみに。冒頭の写真はアフレコ台本です。25年間変わらないサインは“まるす”じゃなくて“すわ（輪）”なのです、どうでもいい話ですみません。

　さて7日から始まったドラマ「木曜ミステリーシアター　名探偵コナン　工藤新一への挑戦状」ご覧いただけましたか？溝端さん忽那さんそして陣内さん、魅力ありますよねえ。15年アニメコナンを作ってきてこのドラマに行き着いた感さえあります。スタッフのがんばりが画面からほど良い緊張感とユニークな空気を伝えてくれてます。元来なんでもアリが可能なアニメと違って実写の方が制約が多いはずなのに、このドラマの世界の方が見方によっては自由な気さえしてしまうのはなぜ？やはりいろんな意味で新味があるからかなあ。いずれにしろアニメもドラマも、現場が元気いっぱいで厳しくも順調に進行していくことが作品に表れてきますよね。

　とにかくこのドラマ１話の視聴率は関東5.7%・関西7.0%（ビデオリサーチ調べ）と上々の滑り出し。というわけで第2話のネクストドラマズヒントは「スカーフ」です。このお話の舞台や設定もちょっとビックリしますよ！しばらくは木曜23時58分も「名探偵コナン」でお楽しみくださいませ。