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夏のアニメ映画は
- 2011.07.28
7月30日土曜夜6時「名探偵コナン」は「絶叫手術室(後)」。前編での小五郎の“探偵に必要な108つの袋”はちゃんと聞き取れましたか?小五郎役の力也さんはちゃんとかなりな数の袋を入れ込んだ文章を考えてくれてたんですが、本番はマジに一つ一つの袋を説明していく、という文章になってしまいました。それにしても事件の間、ずっと袋の話をしてることになってます。聞いていることを想像するとおかしいですね。
さてその後編です。かなりリアルな作画もあって、小さい子なんかにはちょっと怖いコナンだったかもしれませんね。でも大丈夫。コナンのシャープな謎解きで怖さは消えます。というか、お化け屋敷も裏方がわかっちゃうと怖さも減りますよね、急な仕掛けのドッキリは別ですが。で、長らくお楽しみいただきましたOP曲とED曲は今回で終了。また8月からは「名探偵コナンスペシャル 夏の怪盗キッド祭り」ということで、音楽にそして内容に新たなチャレンジがいっぱいです。7月30日はB’zとBREAKERZの歌うテーマ曲をもう一度しっかり味わってくださいね。そして番組の最後のヒントなどにもちょっぴり変化が現れますよ。
そういえばマツコデラックスさんの超インパクトCMも話題なB’zのニューアルバム「C’mon」がリリースされましたが、よく見ると「名探偵コナン」タイアップ曲が2曲も!これについては次回お話しますね。
木曜ミステリーシアター「名探偵コナン 工藤新一への挑戦状」7月28日深夜23時58分放送第4話のネクストドラマズヒントは「かくし味」。今回の事件は結婚パーティ会場で起きます。華やかなドレスに身をまとった美女が立ち並ぶ中、新郎新婦をめぐってかなり大人の事情が交錯しちゃうんですね。さて今回は溝端=新一がどんな謎解きを披露してくれますか。陣内=小五郎はもうコメントのしようがありません、スゴすぎます。
久しぶりに映画のお話を。「コクリコ坂から」を観てきました。直球ストレート(重ねて表現したい)な青い青春(重ねて表現したい)賛歌でした。自分の幸せも重なっていくような、見ていて心地良くなる映像の連続で、その時代背景は“ガリ版印刷”など僕自身が実際にやっていた1960年代。このごろもうずいぶんと大人になった(50歳越えてりゃ当たり前)自分を感じていたのですが、その時代を知っていることがちょっぴりうれしくもなった映画でした。
そしてもう一本「鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星」。もうドラえもんのポケットのような、錬金術などの“想像力の限りに挑戦する映像つくり”が楽しかったですね。どんなものにしろ映像の面白さは作り手側の情熱に比例する(というかして欲しい)ってのが手に取るようにわかりました。音響の方も主演のパクちゃんは叫びっぱなしだし、全編通してあの舞台設定にいるかのような錯覚に陥ることができました。みなさん、本当にお疲れさまでした。いやー、映画って本当にいいものですよね。