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『アニメ村のステキな住民たち』アニ民109人目
- 2011.09.22
今週はポニーキャニオン執行役員 古川陽子さんです。
音楽業界というよりアニメーションなどの映像業界で有名な古川さんと初めて出会ったのはもう7,8年になるでしょうか。小学館・浅井さん[74]に西麻布のチャイナレストランで紹介されて一緒に食事をしたのがきっかけです。
こーゆーカタチで紹介されたりすることはけっこう多いのですが、具体的な仕事でもない限り、その後のお付き合いが継続されることはなかなかありません。それがどうしたことか、古川さんとは妙にウマや縁があったのか、仕事は全く関係ないのに会えたりするタイミングが重なっていきました。
その要因はまず共通する友人にあります。まずは真弓ねーさん[100]です。お互いに真弓ねーさんをたずねていって一緒になったなんていうのは何度もありました。そして講談社・野内さん[58]は「少年マガジン」編集長・森田さんと、「なかよし」編集長・松本さんと講談社3兄弟と言われてます。もちろん言ってるのは古川さんですが。僕が昔から知るこんな方々がかなりな頻度で、古川さんを囲んでいたりするので僕もスッと溶け込んでじわっとその魅力にとりこまれてしまいました。
もちろん多くはありませんが仕事もちゃんと。「結界師」のDVDリリースなどもお願いしたりしてます。が、それはウチを含めた各社のビジネスラインの上でのこと。それ以上にこの業界の仲間たちが映像ビジネスなどで、古川さん率いるポニーキャニオンチームのバックアップを受けているんだな、とこれは改めて感じています。
結局は古川さんの人間力というかキャラクターがすごいんだと思います。なにか理由でもないとその引力から離れられない、そんな魅力というか魔力?を持っているんですね。気さくでさっぱり江戸っ子系、大きくおおらかアネゴ系、など言葉はいくつも出て来ますが、少なくとも僕らは古川さんの存在に大きくリスペクトです。
さて、そんな仲間が1年以上前から仕掛けて来たのが映画「神☆ヴォイス」です。今までもいくつか例はあるようですが、声優さんメインで作る実写映画です。主演は梶裕貴さんと羽多野渉さん。原作のteamG.Vというのは脚本・櫻井圭記さんを含めて、古川さんを中心にしたメンバー。今後はこの日記でもこの映画のポイントやウラ話をいっぱい紹介していきますのでお楽しみに。
それにしても「神☆ヴォイス」も言い出しっぺは古川さんだし、実はあの叶姉妹のマネージメントをしてるのも古川さん。すみません、もう言っちゃっていいでしょ。古川さんにふさわしいネーミングはズバリ“女傑”です(女帝ってのもアリ)。いつも華麗な衣装を身にまとい、さっそうと業務にいそしむ姿は、言ってみればこの業界のオーラそのもの。お互いに組織に属する立場ではありますが、これからも面白いものを作っていくために、いろいろネガティヴ方向な社会慣習などを可能な限りぶっ壊していきましょう。そんな時には僕は古川さんの後ろではなく、横に並んで歩いていけるようにがんばりたいと思っています。