まじっく快斗この秋始動！

　みなさま、30日発売の少年サンデーを見て驚かれたと思います。そうなんです。こんなプロジェクトが進行していたのです。みなさまご存知のように今年は青山剛昌先生の「名探偵コナン」連載20周年ですね。このTVシリーズ「まじっく快斗」ももちろんそのお祝い企画の一環であります。これからこの日記でもいろいろな情報をお伝えしていきますので、どうぞお楽しみにね。
　
　さて、夏休み真っ盛りですね。みなさんはどんな夏をお過ごしでしょうか。僕もいろんな夏イベントが控えているのですが、まずはこんな時間を体験してきましたのでお伝えします。

　小泉八雲ゆかりの地、松江。この地でコナンは目暮警部役の声優・茶風林さん(=チャップ アニ民33)と僕の友人で怪談作家の木原浩勝さん(＝キハさん　アニ民173)がいろいろと企画を仕掛けていまして、僕も現地を訪れてきました。僕が参加したのが、チャップが企画演出の「妖（あやか）し会in松江」であります。東林寺という大きなお寺の本堂に満席の百数十人が詰めかけ、木原さん原作や小泉八雲作の怖い話を聞いていくというもの。

　この怪談朗読会に出演する役者のみなさんが豪華で、チャップはもちろん、ルパンコナンで峰不二子役でお世話になった沢城みゆきさんや、コナンで何度もお世話になってる長い付き合いの伊藤美樹さん、中原麻衣さん、園崎未恵さん、鶴岡聡さん、岡田康平さんなど、歴史溢れる松江にふさわしい公演となりました。

　そしてこの妖し会の特徴は途中の休憩に地元の日本酒と肴が提供されること。そもそもひんやりした怪談を聞きながらこの時期美味しい日本酒を舐めよう、というのがチャップがこの会を始めた趣旨だそう。この場では「李白」というお酒が“妖し会マーク”の入った升と共に配られ、チャップとゲストのキハさんとの楽しいおしゃべりと一緒に味わったりする至福の時間でしたね。もちろんノンアル飲み物もアリですよ。

　会場の隣には月照寺というこれまた大きな名刹があり、ここには八雲が随筆で書いた“月照寺の大亀”と言われる寿蔵碑があります。喜んでアタマを撫でたりして写真を撮ったのですが、後でそれは“人喰いの大亀”と知ってびっくり。こんな写真を撮った以上は、この大亀が松江の町に出てあばれまわったお話はちゃんと読んでおかなくちゃ。というわけで冒頭の写真は「妖し会」会場入り口と大亀に抱きついた僕です。

　さてその怪談朗読会の方は本物の本堂という舞台と音響効果もあいまって、かなりマジ怖～いモノに。初めて使用する本堂に対してここまで舞台装備するのって大変だったろうなあ。でも演じてる美樹ちゃんや沢城さんたちはお客の反応を楽しみながら語ってる感じで、かえって役者のすごみみたいなものも感じた舞台でした。ちなみにチャップが始めて7年目を迎えたこの「妖し会」、8月28日から31日に東京江戸川区でも公演されますよ。

　松江から米子に移動する際に中海にかかっている橋がCMで有名になった「ベタ踏み坂」。チラシのような写真はなかなか撮れないのですが、それでも迫力のある坂道は良くわかります。近くの臨時駐車場には観光バスも立ち寄ったりで、有力な観光地になりつつありますね。面白い現象だと思います。写真はチラシと橋手前の交差点から坂を撮影したものと臨時駐車場です。

　さてこよみは8月に突入ですね。8月2日土曜夕方5時30分「金田一少年の事件簿R」は一本立ての夏にふさわしい短編「キャンプ場の“怪”事件」を放送。引き続き「名探偵コナン」はこのシリーズが帰ってきました！「本庁の刑事恋物語（告白）」高木と佐藤両刑事が織りなすあまから酸っぱいラブストーリーをじっくりお楽しみくださいね。

　8月4日月曜深夜26時「スワラジ」ゲストは椎名へきるさん。「ほ・の・お・の・矢っ！」の気合は今でも思い切り存在してます。そのパイオニアと言える歌手活動やユニークな役者思想話をお楽しみください。そして長くお世話になった3代目のアシスタント・中村優里さんが卒業しました。その回は2日土曜22時FMトヨタでも再放送されてますので、中村さんの卒業回をそちらでも確認してもらえれば幸いです。中村さん、長い間ありがとうございました！そして4代目のアシスタント、ひなのあやさん、よろしくです。ひなのさんについてはまたここでお話しますね。