• ■06月26日
  • ■06月26日

  • 2006.06.26

 今、スワッチはホロ酔い気分で日記を書いているんだ。相変わらずのハードな仕事を乗り越えての今日の食事の主役はずばりワイン! 東映アニメの清水さん、またまた大人気連載中の「金田一少年の事件簿」原作の天樹征丸さんや担当編集・都丸さんらと吉祥寺のおしゃれなレストランでワイン会を開いている真っ只中でね。プライベート感覚で友達が20人くらい集まっているんだ。この会の参加者は1人1本のテーマに沿ったワインを持ち込むのが決まりになっていてね。今回のテーマは、メンバーの一人に赤ちゃんが誕生したりしたこともあって、お祝いなので(?)基準がちょっと厳しくて、なんとまあブルゴーニュのプルミエ・クリュ以上!という、いわゆるマジ1級以上のワインとなってました。前日まではワールドカップで盛り上がろう…なんて話していたんだけど、今朝日本はブラジルに負けちゃったからなぁ。でも、そんなことはおかまいなしにDRCのリシュブールやロマネサンヴィヴァン、エシェゾーはいろんな造り手のものが4本、クリスタルのシャンパンなど、わかる人が見るとちょっと異常なのがポンポン開いて…。でもこんな席ならではの仕事の話もできるし、みんな割りカンで気兼ねなしの平等で素敵な食事。年に2、3回あるこの会はかなり楽しくちょっと捨てがたいものです。

 そして、みんなの熱い支持を受けて大ヒットした映画「名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」の公開がほぼ終了しました。本当に見ていただいた皆様には大感謝です。というわけで先週、スタッフや「名探偵コナン」製作委員会の人たちで「おつかれさまパーティ」が開かれたんだ。現場を支えるプロデューサーやスタッフ、各会社のエライ人たち、関係会社の全員顔見知りのスタッフ70人くらいが集まって、和気あいあい楽しく立食。映画の第11弾、テレビの放送をがんばっていこうと気を引き締めなおしたんだ。パーティに集まったのは大の大人ばかりだけど、みんなコナンが心から大好きな人ばかり。ホントに明るくて楽しいパーティだったなぁ。

 7月3日の「ブラック・ジャック21」は「黒い医者の宿命」を放送するよ。もちろん黒い医者というのは、みんなが登場を心待ちにしているドクター・キリコのことも重なります。おたよりコーナーのみんなの書き込みを見ると、キリコへの期待度の高さがわかるよね。「ブラック・ジャック21」だけじゃなく、「名探偵コナン」や「エンジェル・ハート」さらには「犬夜叉」の掲示板もいつも定期的に拝見させてもらっています。いろいろ書き込んでくれてうれしい限り。昔はみんなの声を聞く機会が、プレゼントの応募ハガキくらいしかなくてね。だから、今はホームページの掲示板からファンの声が直接伝わってくるから、とっても便利だし、楽しみながら目を通しているんだ。たまに厳しい意見や質問の書き込みがあって、うーんとうなったりドキッとすることもあるけど、書き込みを読むと自分の勉強になるし、がんばっておもしろい作品を作っていこうという励みにもなるんだ。「エンジェル・ハート」の掲示板は最近オープンしたばかりだから、どんどん書き込みを入れてね。さてさて、話が脱線しちゃったけど「黒い医者の宿命」は原作にないストーリーでね。今回、キリコとノワールプロジェクトの驚くべき関係が明らかになるんだ。キリコがそしてBJがこんな運命にあるなんて…。その辺のストーリー展開はしっかり味わってね!

 そのBJ21のアフレコにスポンサーのM製菓でとても素敵なお菓子を出してくれた森さんが見学に来てくれました。スポンサーって言っても我々にとっては大切なスタッフの一人の彼は昔から手塚治虫先生の大ファンで、その作品の趣味や嗜好が僕となんとなくかぶる方。こうやって現場に応援に来てくれて、いろいろお話できてなおかつお菓子のお土産をいっぱい持参してくれました。ピノコの水谷さんや紅蜥蜴の冬馬さんはじめスタジオのスタッフも大喜び!それにしてもチョコレートって100も種類があるんですね。ほんとうにありがとうございました!

 一方、3日に放送する「名探偵コナン」は「ため息潮干狩り(後編)」。コナンは愛好貝というサークルの大学生の1人が言った何気ない一言に素朴な疑問を持って事件を解決に導いていくんだ。参悟の弟で熱血漢の横溝警部も出ているのでBJに続いてこちらの大塚さんの演技もお楽しみに!