-
■07月03日
- 2006.07.03
暑い日が続いているけど、みんな体調を崩さず元気にしてる? 7月10日の「ブラック・ジャック21」は「オーロラの彼方に」を放送するよ。つい先日、アフレコをやったんだけど、出演者がとっても少ない回だったなぁ。大体、1話に10数人の登場人物が出てくるんだけど、今回はブラック・ジャック、ピノコ、紅蜥蜴、蒼龍、列車の車掌、レストランのおじさんの6人だけ。スタジオも6人だと広く感じて、なんだか寂しい気がしたよ。人数が少ないとその分、登場シーンが多くなるから、出演する声優さんの中にはやりがいがあると言う人もいるんだよね。もちろん、人数は少なかったけど、アフレコそのものは楽しく終えることができたよ。そして、収録後はピノコ役の水谷優子さん、紅蜥蜴役の冬馬由美さんといろいろ話をしたんだ。この時のお店は初めて行く目黒の和食のお店。料理はうまいし器はすごいし、掘りごたつ式のテーブルで話が大盛り上がり! 実は2人にはアニメ「YAWARA!」でも参加してもらっててね、もう10ウン年前の懐かしい話もいっぱい出てしまいました。
さて、そんな今回は紅蜥蜴が懲りずにブラック・ジャックの命を取ろうとする話でね。吹雪の雪山を舞台にバトルが展開され、紅蜥蜴はケガしてしまうんだけど、その時、ブラック・ジャックは自分の命を狙ったゆえに傷ついた彼女を助けようとするんだ。みんなには、助けてもらった紅蜥蜴が、殺し屋としての考えや生き方を変えるのかどうかにも注目してほしいな。彼女はプロだし簡単にいくはずもない…。ずっとブラック・ジャックは命をテーマにやってきたけど、この話はひとつの原点といえる作品だね。その後もストーリーは激しく続き、極限状態でのやりとりが表現されていくから、本来のブラック・ジャックが持っているドラマ性をたっぷり味わって下さ〜い!
続いて、10日の「名探偵コナン」は「ロシアンブルーの秘密」を放送するよ。映画「名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」を観た人はわかると思うけど、今回は妃 英理が飼っているネコ「ゴロ」についての話なんだ。そのネコの泣き声のモデルは実際にいてね。実は、高山みなみさんと青山剛昌先生が飼っているネコ「カイト」がモデル。この話は小五郎の推理をゴロが助けるという話でね(ほんまかいな)。娘が送ってきたメールの暗号を解読してほしいという父親から依頼がきて、小五郎は暗号というか、絵文字というか、メールを解読しようとするんだけど、丁度そこに妃から預かったくだんのゴロが…。ところで、もしかしたら中高生のみんなはこのメールがすぐに読めちゃうかもしれないね。メールが読めないお父さん、お母さんに教えながら観たら、このお話は子供たちだけじゃなく大人たちも楽しいと思うよ。
そういえば、この話も登場人物が少なくて、アフレコの時はもう小五郎=神谷 明さんのオンパレードだったなぁ。小五郎はずっと携帯メール文と(ゴロとも?)向き合いながら独り言に近いことをしゃべっているんだ。全編の7、8割は小五郎がしゃべっていたんじゃないかな。これはコナン史上ひとつの記録ですよね、神谷さん、ホントにお疲れ様でした! あ、そうそう、今回の作品の中のゴロの泣き声のヌシは映画とは違います。さていったい誰が(どんな猫が?)担当したのでしょうか。気になるでしょう…(笑)。ぜひ注目して見てもらわないといけませんねえ。
それから、7月26日に発売を予定していた「エンジェル・ハート」のDVD BOX Vol.2 は製作者の意図より、発売を約2ヶ月遅らせ、9月27日にさせて頂きました。楽しみにしていた方、よりいいものをお届けしますので、もうしばらくお待ち下さい。