24時間テレビ
障がい者スポーツ支援
バスケットボール用車いすの贈呈事業
今年(2021年度)も、全国の車いすバスケットボール、車いすツインバスケットボールの競技者と団体を対象に、公募を行い選考の結果、日本全国で個人・団体に合わせて計32台の贈呈を決定しており、近畿2府4県では、7台(個人2、団体1)の贈呈となりました。
全て一人一人採寸を行い、様々なオーダーにも対応し、身体やプレースタイルに合わせたバスケ用車いすが贈られます。
| バスケットボール用車いす 全国の贈呈台数 | |||
|---|---|---|---|
| 贈呈年度 | 団体 | 個人 | 贈呈台数 |
| 2015 | 7 | 17 | 52 |
| 2016 | 3 | 11 | 20 |
| 2017 | 4 | 12 | 20 |
| 2018 | 3 | 10 | 16 |
| 2019 | 4 | 20 | 32 |
| 2020 | 8 | 15 | 55 |
| 2021 | 4 | 14 | 32 |
| 合計 | 33 | 99 | 227 |
《2021年度近畿2府4県のバスケットボール用車いす贈呈》
個人 西村 葵 選手 1台
カクテル所属
個人 小島 瑠莉 選手 1台
カクテル所属
団体 京都太陽の家フェーダー 5台
贈呈物:株式会社松永製作所 B-MAX
贈呈式
今年度は個人2名(西村選手・小島選手)の所属先女子車いすバスケットボールチームの練習場所を訪問し、贈呈式を執り行いました。
【日程】2021年11月6日(土)
【会場】京都市障害者教養文化・体育会館
【贈呈者】西村 葵(にしむら あおい)選手
小島 瑠莉(こじま るり)選手
※両名共、女子車いすバスケットボールチーム「カクテル」所属
【贈呈物】バスケットボール用車いす 各1台
株式会社 松永製作所 B-MAX
西村選手
今までは他の人が使っていた車いすを借りて練習していました。車体の大きさや足の高さが合わなくて動きづらかったです。
贈呈された新しい車いすは、サイズも身体に合っているので動きやすいです。
小島選手
スピードや迫力のあるところが、車いすバスケのおもしろい所です。
今までは前に使用していた人の車いすを借りていました。 新しい車いすは前の車いすより軽くて動きやすいです。
贈呈式の後、西村選手、小島選手は贈呈したバスケ用車いすを使用して練習を行いました。
オーダーメイドで製作した新しい車体の感触を確かめる様子で、以前よりも乗りやすくなった事を喜んでいました。これからの活躍に期待したいですね。
贈呈団体からのコメント
京都太陽の家フェーダー
チームとして申込む事になり、選手・スタッフそれぞれに書類準備、文書作成、その他役割分担を行い、フェーダーのチームメンバー一丸で申込みをした結果、寄贈を受けることが出来たので一同本当に喜んでいます。
メンバーが使用しているバスケットボール用車いすは、他のチームの選手が使用しなくなったお古の車いすだった為、身体に合わない状態で使用していました。
今回寄贈を受けて松永製作所の方々が採寸から納車時の調整と、協力の甲斐もあって以前の車いすとは違いがわかる位動きがよくなりました。
今回、チャリティー委員会の選考の結果、全国の皆様からの大事な善意で選手の身体に合ったバスケットボール用車いすをチームとして寄贈いただくことになりました。
本当にありがとうございました。
これからはこのバスケットボール用車いすに乗って練習に励み、公式試合に参加する事を目標に頑張りたいと思います。
今年度近畿2府4県で唯一の団体贈呈となった「京都太陽の家フェーダー」様からも喜びのコメントをいただきました。
皆様からの善意のつまった新しい車いすで、目標に向かって頑張ってください。
24時間テレビチャリティー委員会は、今後も障がい者スポーツ支援として、競技用車いすや、スポーツ用義足など、幅広く支援活動を続けてまいります。
この支援を通じて、国内の障がい者スポーツに対する関心を高め、その普及・振興に広く寄与すること、また次世代の人材育成の一翼を担うことを目指しています。