- 入社してからどんな仕事を担当している?
- 『マスターから、
ICT開発部兼デジタル推進部へ』
最初はマスターで、テレビ局の中ではどんな流れで信号が動いて皆さんのご家庭まで届くか、放送のしくみを学びました。その中でプログラミングをする機会があって、大学院まで情報系の分野に触れたことはなかったんですが業務の中でスキルを磨きました。そして、入社4年目で『ICT開発部』に異動し、視聴率とは違った “今どの番組を見ているのか”を個人が特定されない範囲で集められる「非特定視聴データ」を使って研究をしています。ICT開発部では昨年度、在阪各局がそれぞれ取得している視聴データを交換し、統合する技術実験を行いました。この結果、「1台のテレビがどういったチャンネル遷移をしているのか」を特定する技術を確立しました。今後は、例えば「ABCさんでM―1を見た後、ytvでこの番組を見た」などといったことを分析できないか試行錯誤しています。また『デジタル推進部』も兼務しています。様々な部署に「どんなデジタル化が必要か」をヒアリングした上で、「配信」と「データ」の部門で“これから先ytvとしてどう戦っていくか”考える、部局横断のプロジェクトに携わっています。
- やりがいは?
- 『試行錯誤して整理したデータが
現場で活きたとき』
テレビに関するデータって本当に種類が膨大で、これだけたくさんあると何かすごいことが分かりそうな気がするけど、でも整理しないと何に着目したらいいのか分からない。どんなデータを示せれば番組作りに活かせるか、営業がスポンサーさんに良いものを出せるか、各所への説明とデータの分析ですごくもがいて。そうやって試行錯誤を重ねたうえで出したものに対して、「データを使ったらこんなことがわかるんだ!」と興味をもって見ていただいたり、議論していただけるときにやりがいを感じます。それで、実際に現場でデータを仕事に活かしていただけると本当にうれしいですね。
- ytvだからこそ描けた夢は?
- 『周りの協力で、
やりたいことを一歩一歩実現できる』
ytvは「一般・技術コース」で募集しているので、僕のように理系で生物の勉強をしてきて入社しても、他の職種への道も開けていて色々な仕事に携われます。僕はカメラなどの志望で入社しましたが、プログラミングなどIT系のことに興味がありますと言ってアクションしていたら仕事を振っていただけて。そうやって開発しているうちに周りに認知してもらえて、今こうしてICT開発部に来れました。ytvに入って良かったと思うのは、自分が「やってみたいです!」と言うことに対して、周りがすごく協力的な体制でいてくださることです。実現可能性が低いものに対してはストップをかけてくれますし、親身に協力してくださります。そのおかげで、やりたいことに対して一歩一歩ステップを踏みながら、ちゃんとしたものを形作って出せる、ということがytvではできるなと思っています。
- これからチャレンジしたいことは?
- 『第一線で
“地上波だけでない出口”に
発信する仕事を』
ytvのコンテンツを、“地上波だけではない出口”に対して発信していく、第一線で仕事をしたいなという想いがあります。実は自分自身、高校生や大学生の頃はテレビと距離があって、YouTubeやニコニコ動画などといった動画配信サイトを生活圏に生きていました。テレビってすごく面白い番組を放送していると思うんですが、YouTubeだけを見ている方にはなかなかテレビの良さが届かなくて。僕は就活するタイミングで改めてテレビを見て、「やっぱ面白いじゃん」と思ったのでテレビ局に入りました。なので今TikTokなどを見ている方が、改めて地上波のコンテンツ面白いよね、特にytvのコンテンツ面白いよね、となってくれるような、誘導ができるといいなと思います。