これまでにもたくさん、「死語」に関する本は出ている。「流行」があれば「廃り」もあるこの本では、1970年代までの死語(ナウい、社会の窓、アベック、ツッパリなど)、1980年代の死語(ヤング、花キン、ボディコン、ゲロゲロ、イケイケなど)、そして1990年代以降(オヤジギャル、ランバダ、コギャル、ファジー、ブルセラ、カリスマパソコン通信など)の順で並んでいる。
「死語研究会」編となっているが、この研究会の面々(一人かもしれないが)は、こういった「死語」に対して愛情を持っているように感じる。
この本を読んで、ちょっと悲しかったのは、載っている「死語」のほとんどの意味が分ったこと。それって、年を取ったということですよね。読み終わっての感想を一言で言うと、
「なつかしー!」
でした。
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