最近読み出した横山秀夫。なかなかおもしろい。もちろん長編もいいが、この短編集(5つの短編が入っている)も良い。表題作「真相」はまあまあ。5編の中で気に入った順に並べると、「18番ホール」「花輪の海」「他人の家」「不眠」「真相」かな。どれも短いながら話がよくわかる。すぐに物語に引き込まれて、短編を読んだという気がしない。一気に(と言いながら、足掛け2日で)読んでしまった。
妻にも「おもしろいで!」と薦めたが、
「私、物語(小説)はちょっと・・・実際には(事件は)起きてないんでしょ」
と言われてしまった。それを言っちゃあ、おしまいよ!ドラマや映画は見るくせに!
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