夕刊紙・日刊ゲンダイに「狐」の書名で書評を長期間書き続け好評だった・・・と言うが、残念ながら私は日刊ゲンダイを読んでいなくて、知らなかった。読売新聞と日経新聞の書評でこの本のことを知って、書店で手に取って見ると、最初に紹介している本が武藤康史『国語辞典の名語釈』、菊池康人『敬語』、橋本進吉『古代国語の音韻に就いて』。おお、3冊とも読んだことがある本ではないか!と思ってさっそく購入。ところが、残りの本は読んだことがないものばかり。
「その方が入門書の紹介なんだから、ちょうどいいじゃない、紹介している本を読めば」ということなのだが、他の本は入門書とは言いながら、とっても難しそうなんです、シクシク。
それより驚いたのは8月19日の読売新聞朝刊の訃報欄。狐こと山村 修さんが、8月14日、肺がんで死去したとのこと。享年56。ご冥福をお祈りします・・・。
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