『日本の漢字』
（笹原宏之、岩波新書：２００６、１、２０）
著者の笹原宏之さんは、早稲田大学助教授。その前は国立国語研究所の研究員だった。その時に（４年ぐらい前だが）、言葉に関するシンポジウムでご一緒したことがある。大変真面目そうな方で、いや実際、真面目で博識、控えめな印象を持ちました。
その笹原さんが書いた本書、一番おもしろかったのは、幻の地名である「あけんばら」を、実際に笹原さんが訪ねたところ。こういうのってミステリーみたいで、ドキドキ・ゾクゾクしますよね。皆さんもこの本を読んで「ドキドキ」を感じてみてくださいな。
（２００６、２、１８読了）
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