以前『世界反米ジョーク集』を読んだが、それと同じ著者の手によるもの。「日本人」が題材にされたジョーク集。ジョークの対象となるのは「ステレオタイプ」にはめこまれた画一的な日本人像。つまりこういったジョークを見れば、日本人が外国からどう見られているのか、ということがわかるということ。見られ方は、欧米とアジアからでは若干違うということもわかる。
昔は「メガネをかけ、集団で群れ、カメラを首からかけた出っ歯」というのが「日本人像」だったが、最近は日本のイメージとして「マンガ」「アニメ」が加わり、日本は「クール」だというふうに「プラス評価される面」も出てきているという。そういった世界の流れは、ジョークにも影響を与えるのである。
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