• 2007/12/17
  • 2007/12/17

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 先週の金曜日吉日、都内スタジオで新番組「ヤッターマン」(1月14日午後7時スタート)の記者会見が華やかに行われました!会見にはドロンジョ役の小原乃梨子さん、ヤッターマン1号・ガンちゃん役の吉野裕行さん、ヤッターマン2号・アイちゃん役の伊藤静さん、オモッチャマ役のたかはし智秋さん、ナレーションなどを担当する山寺宏一さんが賑やかに出席。会場には立ち見が出る程、たくさんの記者さんが集まってくれたんだけど、正直アニメの会見にこの記者さんの人数は異例。ヤッターマンの期待の高さを物語ってるよね。土曜日のスポーツ新聞などで記事になっていたから見てくれた人もいるかな?いろいろ準備が大変で予定時間を少し過ぎて会見が始まると、小原さんたちはそれぞれ自分のキャラクターとしてコメント。小原さんは「30年お待たせ〜。帰ってきたわよ〜。見ないとね…、スカポンタ〜ン」とお馴染みのドロンジョの声であいさつ。山寺さんも「説明しよう!」「ヤッターワン」「ブタもおだてりゃ木に登る」とそれぞれ声を変えて有名なセリフを披露してくれたんだ。この後、山寺さんは「今日の収録で2話が終わりましたけど、メチャメチャ面白いです。やはりすごい作品なんだなって事を改めて感じまして、新しいキャストも先輩に負けないように精進して頑張りたいと思います」と意気込みを強く語ってくれました。

 途中、にしおかすみこさんがドロンジョガールズ2人を引き連れて会場に乱入(!?)する一幕もあってね。にしおかさんは「ヤッターマンのドロンジョ役に何となく似ているからと言って宣伝クィーンに選ばれたのはどこのどいつだい?私だよ」といつものギャグを披露して会場を笑わせてくれます。せっかくそんな理由で登場したのにナイスバディのドロンジョガールズ2人にプロポーションで気後れ状態、なのも早速ギャグでつっこみ。というわけで、にしおかさんには「ヤッターマンPR女王」に就任してもらっちゃったのです。今後機会あることに、にしおかさんは読売テレビ・日本テレビ系列の様々な番組に出演してヤッターマンのPR活動をしてくれます。これはホント心強い。彼女も席に着き会見は順調にお笑い含んで和やかムードで進行。ベテランの役者さんと若手の役者さんの年齢差を感じさせないチームワークの良さが伝わる見事な会見になったなあ。このベテラン、若手という2つの世代の間に位置する立場の山寺さんは小原さんに「中間管理職の山寺さん」と呼ばれていました。さらには会見の最後に小原さんが「(ヤッターマンアニメの)中にも出て下さい」とにしおかさんにラブコールを送ってね。にしおかさんも「中にも出て下さい?それは出たいな。チョイ役でも出る気満々なので…」とかなり乗り気でした。嵐のようなフラッシュをあびた写真撮影とともに会見は終了。(写真は会見会場の外で大きなヤッターワンと一緒にとったもの。時間のタイミングで撮影できた人が少なくあんまり露出されてないかもモノです。)実際スタッフにとってもいろいろ忙しく、嵐のごとく過ぎ去った会見は大成功、ホントにみなさんお疲れ様でした。ヤッターマンの最新情報はこれからもどんどんこの日記でも紹介していくので、まずは来年1月14日の放送スタートを首を長くして楽しみにお待ち下さいね!

 さてさてこの時期は忘年会シーズンの真っ直中。学生などの人はともかく、大人たちはそーゆーお付き合いが連日のようにあって大変な時期のようです。実は毎年、スワッチ主催の忘年会がありまして、今年も新宿は歌舞伎町のど真ん中にある居酒屋Kというお店でやっちゃいました。東京に出てきてから始めた集まりでもう20回を超えるくらいになるんじゃないかな。最初は東京に出てきてすぐ知り合いになった、アニメなどの映像プロダクション・バルクの広瀬さんたちとその店で飲み始めたのがきっかけ。元々は単なる飲み会だったんだけど、だんだんメンバーも増え年末恒例の行事になってしまいました。今年も年に1度そこでしか会わない人も含めて60人以上が集まってくれてね。その広瀬さんとも少ないと年に1度ここでしか会えない年もあるんだよね。この会が始まると1年って早いなあっていつも感じる。会のルールは特になく、自己紹介タイム以外はいつでも出入り自由で、友達の友達でも誰が来てくれてももいいような肩肘張らない集まりでね。スワッチの小・中学校の同級生の加藤君や徳山君もきてくれたし、神谷 明さんや古谷 徹さん、田中真弓さん、竹田えりら役者さんも遊びに来てくれてます。

 仕事に近い話も出てくるけど、基本的には仕事や立場などは関係なく、皆でワインとお酒と料理を囲みながらごくフラットに会話を楽しめる。お座敷の大きな各テーブルそれぞれで会話が弾んでいて、結局5時間近く大いに盛り上がったんだ。ちなみにワインは36本用意して万全を期したし、他にもワインを持ってきてくれた人がいたにもかかわらず各地で「ワインがなくなったぞ!」クレームが続出。ほかの酒類だってあるのにどんだけーな感じ。恒例お約束の2次会は30人以上ですぐ近所のお好み焼き屋Oに流れてね。そこでもお座敷を全部借り切って賑やかに、ちなみにお好み焼きを焼くのには自信ありです。こうして楽しく長い忘年会の夜はかなりふけていったのでした。これからも忘年会は各種まだまだあると思うけど、基本的には一年の節目として今年あったいろんな悪い事は全部お酒などと会話で洗い流して、新しい年への活力を養う会なんだよね。付き合いで顔を出すとかじゃなく、親しい仲間と共に過ごすのが何より楽しく思える忘年会ってサイコーです。今回は特にそんな気持ちになれました。参加してくれたみなさま、本当にありがとうございました。

 話は変わるけど、7月の日記でコーラス活動の事を書いたのは覚えてる?今回、スワッチはソプラノ・長島伸子先生のおかげで東京・お茶の水のカザルスホールで開催されたISSJ(社会福祉法人 日本国際社会事業団)クリスマスチャリティーコンサートの舞台に立ってしまいました。長島先生のソプラノの歌とパイプオルガン奏者の井上圭子さんの演奏がメインな公演の中の4曲を仲間の男性9人、女性9人で歌ってしまったのでした。実はこのホールは「名探偵コナン」とちょっと縁がある場所なんだけど、プロなんかじゃないと演奏したりできません。そんなステージで歌えるなんてもー2度とない事。でもって500人が入れる会場はほぼ満席の状態。ステージに立って歌が始まるのを待っている時は緊張しまくり。足がカチンコチンの棒になって、このままちゃんと一歩踏み出せ歩けるのだろうかと思うくらい強烈に緊張。密閉されたホールのハイレベルの音響効果で自分の声とかいろんな音が音楽が頭の上を回って、自分がどこを歌っているかわからない状態にもなりましたが、何とか倒れずに頑張って歌いきる事ができました。本当に得難い経験でした。ちなみに歌ったのは「(メサイアから)ハレルヤ」「アヴェ・ヴェルム・コルプス」「神の御子は」「オー・ホーリー・ナイト」です。とにかくモノ作りに対する自分の思いにも影響するような音楽世界を広げてくれたコーラス経験となりました。長島先生を始めとする関係者の皆さんと歌う仲間に心から感謝致します。

 それから、放送を終えた「名探偵コナン」実写ドラマ第2弾「工藤新一の復活!黒の組織との対決」はどうでしたか?キャストや設定から音楽まで、今回もスタッフの努力が詰まった素晴らしいドラマになったと思ってます。これからも機会があれば色々な事に挑戦していきたいと思います。ドラマの前に放送された黒のミステリースペシャル「黒の組織との接触」(デジタルリマスター1時間特別編集版)で今年のコナンの放送は終了だけど、2008年からの新シリーズスタートにご期待下さい!

最後に皆さんに「結界師」の情報をお伝えします。順調に制作を続けていた「結界師」は、黒芒楼との戦いのクライマックスを持って全52話の制作が終了となります。まだアフレコを残しているし、これからも頑張っていきます。新たな情報はどんどんこの日記でもお知らせしていきます。まだまだ続くので、これからも応援宜しくお願いします。