-
岡山松江出雲大社
- 2008.03.25
皆さん、映画「名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)」(4月19日公開)の最新情報をお伝えします!ただいま劇場最新作の公開にむけて急ピッチで作業を進めるコナン劇場チームはダビングの真っ最中でね。アフレコを終えた映像に効果音や音楽を入れる作業をしているんだ。この日記は全体の5/6くらいが終わったところで書いていてね。ダビングは全部で6日間の予定をとっているんだけど、仕込みを含めると10日間以上かけているんだ。山本泰一郎監督、音響監督の井澤 基さん、音響効果の横山正和さんを中心に連日夜遅くまでがんばってます。特に今回は音楽がもう1つの主役なミステリーという、アニメーション作品としては初めての挑戦なんじゃないのか?的な音楽とミステリートリックの融合とあって、声だけの映像に音楽や効果音を入れていくと、徐々にベールが脱げるように映画の面白さが現れてくる感じなんだ。くわしく説明するといろいろネタばれなことも出てきちゃうようなこともあるような、繊細で大変な作業だけど、それ以上にこの初挑戦が面白いし楽しいな、という気持ちの方が強いなあ、みんなヘトヘトだけど。
大野克夫さんが作り出した音楽も素晴らしくて、たくさんの素敵な楽曲が完成しました。スワッチは大野さんに頼まれてクラシック以外、全ての大野さんによる新しい楽曲にタイトルを付けさせていただく栄誉をうけたんだ。実は昨年もがんばって映画「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」の大野さんの楽曲に合わせ、水や海にちなんだタイトルを付けさせてもらったんだけど、今年は音楽辞書を片手に楽曲に合うタイトルを一生懸命時間をかけ、そして楽しみながら考えてみました。そんなエネルギーも加味されたサウンドトラック「名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)」が、映画公開に少しだけ先駆け、4月16日(水)に発売されます。今回は映画を観たら絶対手元に置きたくなるような珠玉の名盤になってます。だっていつものご機嫌な大野克夫バンドサウンドに加え、ストーリーの進行に合わせた順で、丁寧に録音されたクラシック曲の数々も収録されてるのですから。というわけで、曲のタイトルも楽しみながら聞いてくれるとうれしいですね。
さて、しばらくお休みをもらってる「ヤッターマン」のアフレコなどの作業も放送が再開される4月分に突入しました。ドロンジョ役の小原乃梨子さんを中心にヤッターマンチームは相変わらずのパワフルな強烈なアフレコを披露してくれてます。新学期の4月14日(月)にはさらに新しくて楽しい「ヤッターマン」をお届けしますので、首を長くしてもう少々お待ち下さいませ。そうそう、ヤッターマンのキャラクターグッズがいろいろ発売されているけど、最新情報ではヤッターワンの大きなぬいぐるみが大人気なんだって。某有名オモチャ屋でも予想を大きく超えて大人気商品みたいだし、周囲の反応も良くて「なんだかカワイイしとってもイイ!」という声が聞こえてます。ぜひ、玩具店などオモチャ屋に行く機会があったらヤッターマンのキャラクターグッズを手にとってみて下さいね。テレビの放送が休みに入っても両作品ともスタッフたちはフル回転!もろもろ期待しててくださいね。
話はかわるけど、先週はこのけっこう忙しい時期なのに、なぜかステージものに触れる機会が多い週でした。まずは渋谷マッスルシアターで開催された「マッスルミュージカル 2008 春休みスペシャル公演 “GOLD”(ゴールド)」。これはプロフェッショナルな体操と言うか、ほとんどサーカスみたいなミュージカルでね。50人以上の出演者男女が鍛え上げた身体を駆使して魅せる一大エンターテインメント。ほとんど内容を知らなかったけど、「名探偵コナン」の吉田歩美役の岩居由希子さんに紹介してもらって観る事ができてラッキーでしたね。
写真(1)は実際にステージの1シーンで行なわれるとんでもない高さの跳び箱実物大。次は東京・三越劇場で上演された舞台「プリズンホテル」。この種の舞台はあまり観ることはないんだけど、主演の野沢 聡さんのお父さん、野沢那智さんから直接連絡をもらって喜んで観に行かせてもらいました。ストーリーは産みの母と育ての母の両方に対して虚勢を張っていく不良息子?(=野沢さん)の話なんだ。こちらもマッスルも涙腺の意味合いは違うけど、どちらもなんだか感涙モノの作品で、素敵な時間を過ごす事ができました。さらには某私立中学・高校の吹奏楽部による定期演奏会にも顔を出しました。60人近い若き制服の演奏者たちが奏でるハーモニーは、部活動をはるかに超えた迫力で、晴海にある超一流ホールを揺るがします。ジャンルは異なっても、どんなことでも表現するってすごいことだよね。それにたいしてまさに命がけで取り組む姿に、遂には感謝に似た感情が走り、わけへだてなく頭が下がります。
それから、スワッチはファン投票No.1作品「名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)」の上映と「コナンサミット〜素晴しきファンたちへ〜」を同時開催した会場限定公開記念スペシャルイベントに行ってきました。小学館の名探偵コナンアソシエイトプロデューサー・浅井さんと一緒に23日は岡山(会場はキレイな映画館・TOHOシネマズ岡南−こうなんって読むそうだよ)、24日は松江(同じく・松江SATY東宝)でトークショーに参加してきたんだ。いやー両会場ともコナン大好き人間ばかりで、とっても温かい空気がただよってましたね。いろいろ立ち入った?質問ももらったし、コナン関係の難問奇問が揃った「名探偵コナン検定」も大盛り上がり。参加されたみなさんはいかがでしたでしょうか。帰路、浅井さんと感想を話しましたが、コナンファンは本当にステキです。こちらこそ参加されたみなさんと、イベント成功に努力されたスタッフに感謝いたします。楽しい時間を有難うございました。時間をみてTVシリーズ「名探偵コナン 八岐大蛇の剣」ロケハンから4年ぶりに出雲大社を参拝。
写真(2)は有名な特大注連縄。わらの隙間にコインを投げてはめ込めれば良いって言われてるそうです。送り手受け手コナンチーム全員の健康幸福を祈願してきました。
そして写真(3)は岡山の会場に参加してくれたコナン君と元気なファンのみなさんの様子です。天に突き上げたみんなの“真実はいつもひとつ!”がいいですね。あとは27日広島、29日大阪、4月3日山口宇部ですね。参加できないみなさんにはまた様子を報告しますね。