• ルー大柴さん
  • ルー大柴さん

  • 2008.08.05

 8月11日月曜夜7時からの「ヤッターマン」は「ご当地ヒーロー大活躍だコロン!」を放送するよ。今回は子供やその母親らに大人気の特撮ヒーローを題材にしたユニークな作品でね。なぜか金刀比羅宮や讃岐うどんなどで有名な香川県を舞台にしているんだ。おなじみドクちゃんの豆知識も大好評だけど、今回のボヤッキーが作ったメカもビックリ知識がつまった?もの。後半にはローカルすぎるご当地ヒーローが登場する…その脱力的キャラクターの正体も含めて、このお話のビックリな面白さを見逃さないようにね。スワッチはアフレコの時を含めて3回大きく笑わされましたよ。

 さて番組をご覧いただいている方々は、ちゃんとしたセリフに聞こえていても、実際は毎週見事なアドリブが弾丸のように飛び出す「ヤッターマン」アフレコ現場ですが、前回のその日はトンズラー役、たてかべ和也さんの誕生日当日だったのです。もう20年以上仕事とお酒の席で人生をいろいろご教授いただくかべさん、本当におめでとうございます。音響スタッフたちの粋な計らいで、ろうそく立てたケーキをプレゼントしてその後みんなでいただききました。なので今回の2ショットならぬ3ショット写真は、たてかべさん・ドロンジョ役の小原さん・ボヤッキー役の八奈見さんであります

 こーゆーめでたい事は何度あってもイイですね。

 そういえば、このYTVのHPからもいける月曜配信『YTVアニメメルマガ』は、もうこのページを読んでくれてるみなさんはご存知ですよね。このメールマガジンには、役者さんたちの誕生日情報や、かなり面白く奥深ーい番組情報やレアグッズのプレゼントまで、毎週毎週驚くほどいろいろ載ってますので、もし登録がまだの方はぜひしてくださいね。無料なのでそうしないのがもったいないくらいです、今はスワッチの読売テレビアニメ史も連載してたりするし…。

 7月28日の「ヤッターマン 崖っぷちのトールーだコロン」のOAはもちろん、その日午後の生番組「ミヤネ屋」(関東地区13時55分〜14時55分、関西地区13時55分〜16時53分、ほか全国ネット)にパブリシティで出演していただいたルー大柴さんを見てくれた方もいますよね。パブといいながら番組の最後までずっとゲスト席でお話してもらってましたが、その番組終了後、御本人や永井Pと一緒に大阪・Hという店で7時からの「ヤッターマン」のOAを見ることができました。ワンセグで見てもらったにも拘らず、うなったり手をたたいて笑ったりものすごく感動してくれました。その後もいいムードで会話が進み、話題があっちにこっちにゴロゴロ転がり、聞いてる周りは大笑いのいろいろ充実した食事会になりました。ルーさん、マネージャーの増田さん、YTV制作スタッフの妹尾さん、柿本さん、ありがとうございました。

 そして「ヤッターマン」に続いて放送する11日の「名探偵コナン」は「砕けたホロスコープ」。今回はかなり久しぶりなTVオリジナル作品なんだよね。正統派ミステリーを得意とする小木曽さんの作品で、そのユニークなトリックを見破ることができるかな?ストーリーは小五郎が雑誌の企画として、人気占い師の邸宅で彼女と対談するんだけど、その対談後に事件が起きる。占い師の不思議な世界を描き、コナン・蘭・小五郎メインの面白い大人のミステリーに仕上がっていてね。この回のアフレコの時、コナン役の高山みなみさんも「原作もいつもおもしろいけど、今までもTVオリジナルでよく仕掛けてきたした、人間関係ドロドロ事件の動機いっぱいミステリーもコナンぽくてイイよね。ちょっと昔のコナンに立ち返った作品だね」と話していたんだ。さあホントにおススメTVオリジナルの30分、中CMの間に誰が犯人かオンタイムでしっかり推理して下さいね。ぜひオンエアをお楽しみに!

 東京・松屋銀座8階大催場で「高橋留美子展」が始まりました。初日の7月30日朝には開幕セレモニーが行われてね。そのセレモニーの様子を「ミヤネ屋」で見たんだけど、高橋留美子先生、山口勝平さんが髭男爵の2人に挟まれ、ワイングラスを手に「ルネッサーンス」をやっていたよ。人気の髭男爵のおかげもあってでTVでいっぱい取り上げられていたから、初めて留美子先生のお姿を見た人も多いんじゃないでしょうか。前にクイズで出題した山口さんの個性的な髪型もそのまんまだったね、確認できたかな?留美子先生本人も「最初で最後じゃないかしら」コメントされてたくらい、ビッグなこの展覧会は「犬夜叉」「らんま1/2」の新作アニメをひっさげ、8月11日まで盛大に開催中。留美子先生のファンだけじゃなくても「うる星やつら」「犬夜叉」などの作品を知っていれば楽しめるイベントだから、ぜひ11日までに可能な方は見に行って下さいね。

 スワッチはちょっとした縁があって30日に東京・国立代々木競技場で開催されたボクシング世界フライ級ダブルタイトルマッチを観に行く事ができました。格闘技の試合を生で観戦するのは実は初めての体験。セミファイナルの8R戦でもう充分面白く、もう何か別の人間ドラマ同士の対決って感じだよね。まずWBAフライ級王者の坂田健史VS挑戦者・久高寛之の12R戦。常に前に出て行くタフなチャンピオンの戦いに、見ている心がさらにヒートアップしていきます。そしていよいよWBCフライ級王者の内藤大助VS挑戦者・清水智信。下町のチャンピオン・内藤サイドの気持ちで見ていたこともあるけど、もうムチャクチャおもしろい試合でね。10RKOに至るまでの4R/8Rと2度の途中経過発表は、明らかに内藤不利を伝える中、両者とも自分のスタイルをかたくなに守って戦い続けていました。でもあの10Rはもしかしたらという挑戦者の思いがそうさせたのか、それまでとっていた距離が変わっていて、それがホンの少しの油断?も許さない華麗な逆転勝利ストーリーを綴っていったのです。

 初めての観戦がこんな試合で幸せでした。男としての、ファイターとしての戦い方をある程度の近さから観て、パンチの音やその振動、息づかいを直接感じ、ヒリヒリする緊迫した感覚をまるで自分のもののように体感、本当に興奮し感動しました。人生をそしておそらく周りをも背負ったプロボクサーがリングを舞台に演じる見事なショウコンテンツ。まがりなりにもアニメの送り手のプロとして、競争や勝負の世界に身を置く者として、いやがうえにも影響受けます。両チャンピオン、本当におめでとうございました!