• 『ミリオンの扉』出演
  • 『ミリオンの扉』出演

  • 2010.05.13

 2010年5月11日25時29分から始まった生放送番組「ミリオンの扉」。これは’人材発掘バラエティ’として、芸能界はもとよりあらゆる業界で今必要としている人材を’関西’から発掘していく番組で、コナンにもゆかりの深い南海キャンディーズ・山里亮太さんがメインMCでありました。そして記念すべき第1回目のゲストは藤原一裕さん(ライセンス)、川島明さん(麒麟)、向清太朗さん(天津)の3名。

 今回オーディションとして募集するジャンルは(1)番組専属女子アナウンサー(2)ファッションデザイナー(3)グラビアアイドル(4)マンガ家(5)ボーカリスト。それぞれのジャンルで番組に協力するそうそうたるメンバーの中に、マンガ家ジャンルで僕が呼ばれたというわけです。

 それにしても僕の出演時間は番組の後半で時間で言えば28時(午前3時)くらい。それまでのコーナーでは協力者がYTV森アナと川田女子アナ、雑誌「JJ」篠原編集長とファッションプロデューサー奥田さん、サンズエンタテインメント野田会長とグラビアアイドル小林さんと水着美女、などなど派手な仕事や色気が満ち満ちた方々の後での男一人ってさすがに不安なものがありました。

 …ところがさすがにみんなマンガ世代、「あしたのジョー」「よつばと」「ドラえもん」などそれぞれが好きなタイトルに話が及ぶと自然にヒートアップ、2コーナーで約20分与えられてた時間があっという間に終了。僕としては青山剛昌先生や高橋留美子先生に描いてもらって、歩く広告塔?なんて言って仕事で使ってたジュラルミンケースなどを披露したり、「コナン」や「神の雫」など作品で登場させてもらった話題など出していただき、オタク系の楽しい時間を過ごさせてもらいました。そして喜怒哀楽のはっきりした新しいキャラクターを描ける人材を望む、と発言いたしました。

 こんな深夜の放送ではありましたが視聴率は1.9%(ビデオリサーチ関西)。マンガ家のみならず今回の番組で募集しているジャンルに興味のある関西のみなさま、それぞれ条件はありますがご自分の腕をチャレンジしてみませんか?しばらくは月一度のペースで番組をお届けしていく予定になってますよ。冒頭の写真は番組スタジオの様子です。とにかく黄色のスーツがイエローカードにならなくてよかった…。

 東京・赤坂で「ミュージカル『黒執事』-千の魂と堕ちた死神-」を観て来ました。アニプレックス植田さんからのご案内でしたが、なかなかな舞台でした。派手なセットときらびやかな照明に、なぜかちょっと懐かしい感覚にとらわれたのですが、それにしても女性ファンがすごい。まさに舞台のイケメン役者と一緒にお祭りに参加してるかのよう。このタイプの人気舞台の秘密を垣間見た気がしました。

 そして特筆すべきは音楽が岩崎琢さんなのです!公演を見た後にちょっとお久しぶりに電話をしてしまいました。お元気そうでなにより。ちょっとはにかむような表情から次々と紡ぎだされる音楽で「エンジェル・ハート」「結界師」ではお世話になりましたね。僕にとって何度も耳になじんだ職人技が健在で、力強く心地よいメロディが舞台を盛り上げていました。 

 さてなぜ大阪からわざわざ服部平次が上京してきてたのかがわかるのが、5月15日土曜よる6時放送「名探偵コナン 恥ずかしいお守りの行方(前編)」。サブタイを読んだアナタ、お守りの何が恥ずかしいのか知りたくなってきましたよね。ちょっと天然っぽい蘭と和葉の同級生コンビの会話も、ほんわかとステキなちょっと変わったミステリーをお楽しみくださいね。