まじっく快斗1412快調スタート！

　10月4日に放送開始した「まじっく快斗1412」おかげさまで視聴率はここ2週4日11日と関東地区が6.6%・7.4%、関西地区7.4%・6.7%（ビデオリサーチ調べ）、と快調なスタートを切ることができました。6時からの「名探偵コナン」も好調で、もはや“青山剛昌先生の2階立て1時間アニメアワーは土曜夕方名物！”と言われるほどになりました!?

　というわけで18日土曜夕方5時30分「まじっく快斗1412」が「ハスラーVSマジシャン」これは今回初アニメ化となります。快斗を“ぼっちゃま”と呼ぶじいちゃんこと寺井の過去も少し垣間見えたりして。伝説のキューをめぐる快斗らしい駆け引きをじっくりとお楽しみください。引き続き6時からの「名探偵コナン 赤い女の惨劇（悪霊）」こちらはいくつも重なる赤い現象の謎に向かって、コナンと世良と一緒に挑戦してみて下さいね。

　さらに20日月曜深夜2時文化放送超A&G「スワラジ」ゲストは「まじっく快斗1412」で中森警部を演じてくれてる石塚運昇さん。2週目となるこの回は運昇さんの声優になる前の青春話がぞろぞろ語られます。冒頭の写真はラジオのスタジオで。左からアシスタントのひなのあやちゃん、運昇さんに僕です。

みなさまご存知「マチアソビVol.13」が10月11日12日と徳島市で華やかに開催されました。今回特筆すべきは、台風19号の影響で3日間予定された開催期間が始めの2日間に短縮されたこと、なんですが、当然その影響でイベントプログラムのやりくりがタイヘンになったのに、参加者やスタッフの柔らかい努力でスケジュールのほとんどをやり抜けたこと、でしょうか。だいたいコミケなどでも毎回感じることですが、日本のアニメやマンガファンのマナーの良さは驚異的です。みんながそれぞれ楽しく過ごし好きなことを愛でる術をみんなが共有している、まさに日本のアニメーション界の強みと言えますよね。

で、これって実は世界平和をリードしていることにつながりますよね。実際各国のアニメイベントでも、会場の中ではみんな平等にその嗜好を主張してるし、異国民の壁みたいなものは一切無いですしね。そういえば今回のマチアソビでも外国人の姿が目立っていました。僕の関係している「アニメミライ」「アニメビジエンス」などのブースも人気あったけど、注目されるステージなどの集客力は大したもの。みんな思いっきりその世界を堪能してるのは見ていて気持ちがいいものです。タイミング調整して今度はぜひ自分の関係する作品で、このマチアソビに思い切り参加したいものです。関係者のみなさまそして参加者のみなさま、本当にお疲れ様でした。

　プライベートエリアのお話を一つ。僕が東京へ出てきてから、僕の車の面倒をずっとみてくれてた個人経営の自動車修理工場がその役目を終えて閉店します。僕にそんなに車の知識があるわけではないのですが、僕が東京に出てきた時に乗っていた車は「セリカ2000GTLB」バックライトが5灯のヤツです。エンジンもDOHCソレックス、ボッボッといった低音が響くちょっとクロウト好きな車で、さすがに丁寧な面倒がみきれないので飛び込んだ近所の車屋にいたのが綿引さんという人でした。それ以来初代CR-Xやパルサーなど縁ある車に乗り続け、今のパジェロロングに至るまでずっとお世話になってきたのです。当時は仙川手前の甲州街道沿いにあった工場も、八幡山の住宅街の中に移り、綿引さんが一人でひっそりと作業を続けてこられたのです。

　時代が移り、車も故障が減り、何より若い人に車に乗る人が少なくなってきていることはよく指摘されることです。本人の高齢も理由にあるのですが、閉店には行きつけの大好きなお店がなくなる寂しさを覚えます。今回最後にお願いした作業はタイヤの取り替え。ちょっと早いのですがスタッドレスにしてもらいました。タイヤを固定するネジに少し浮かぶサビも一つ一つ綺麗にして磨き、そのネジの締め付けも一つ一つチカラを込めて確認していく、地味ではあってもプロフェッショナルな仕事の背中に心からアタマを下げてきました。

　僕の手がけている作品に対してお孫さんの感想をもらったり、その成長も感じてこられたのも嬉しい思い出の一つです。綿引さん、これからは好きなゴルフを楽しみながら、ゆっくり楽しくお過ごし下さい。そしてこれが大事、もう仕事が押すこともないので、気がねなく見れる土曜夕方1時間アニメアワーもどうかじっくりご覧くださいね。