■06月18日

　25日の「結界師」は「良守がいない夜」を放送するよ。この話では、烏森を狙う黒芒楼のキャラクターたちがドドーンと一挙に初登場！白（びゃく）は前にもチラッと出てきたけど、藍緋（あいひ）、紫遠（しおん）、牙銀（がぎん）、江朱（こうしゅ）、壁闇（へきあん）といった難しい漢字と名前のやつらに加えて、注目の火黒（かぐろ）がついに姿を現すんだ。この火黒の声は平田さん。声優としてとんでもない実力者だけど飲み方もまた超一流！金田一のころからのお付き合いなので、このおかたに関してはまたゆっくり書かせてもらいます、というか簡単には表現できません。演じてるキャラもすごいのがいっぱい！ヘンな人だし…。とにかく黒芒楼のメンバーの読み方もしっかり覚えつつ、今後これらのキャラクターが良守、時音、限とどう絡んでいくかにしっかり注目です。これから、謎のベールに包まれた黒芒楼という組織のことがどんどん明らかになっていくからね。

　そして、今回はサブタイトルでもわかるように良守が風邪を引いて夜の警護を休んでしまうんだ。代わりにやる気マンマンの繁守が夜の烏森学園にやってくるんだけど…。さて、時音と繁守は無事に烏森の地を守ることができるのか？実際、繁守は結界師として、若い頃からずっと烏森を守ってきてるからねえ。今回、もしかしたら繁守の本当の実力（？）がわかっちゃうかも!?さらにこんな良守がいない夜があって、良守と時音の関係が一歩前進しちゃうかも！？しれないんだ。いつもながら内容が濃いよねえ。というわけでいろいろ見所満載だから、たっぷり楽しんで下さい。それから、この前から新しくなったエンディングはどうですか？新エンディング曲は稲葉浩志さんが作詞・作曲・プロデュースして、宇浦冴香さんが歌う「マイミライ」。式神クンのダンスも楽しくサクレツ、この素敵な曲と楽しい映像の感想を、HPの掲示板を使ってどんどん聞かせて下さいね。

　「結界師」の後は「名探偵コナン」。前回からの新オープニングはどうでしたか？先週の日記ではスワッチが勝手に感想を書いたけど、期待通りのガネクロ曲だったでしょ？これからの季節、冷たい白ワインでも飲みながらこの曲をかけて過ごしたい感じだなあ。こちらの感想もHPのおたよりコーナーにどんどん書き込んで下さい！そして、25日に放送するのは「元太の必殺シュート（前編）」。この話では、元太が駐車場でサッカーボールを蹴ってエライことになってしまうんだ。良い子はしないと思うけど、駐車場や道路でボールを蹴ってたりしちゃあいかんわな。まずはこの回、前編で元太がどんなことに巻き込まれてしまうのかをよくご覧下さい。必殺シュートというサブタイトルにはコワ〜イ意味も入っていたりして！？この話は原作にもあるから知ってる人もいると思うけど、知らない人は元太も含めて犯人が誰なのかも、しっかり推理してね。ポイントは被害者が残した暗号めいた言葉。事件解決のカギはこの暗号めいた言葉の解読に尽きるから、そのシーンをよ〜く見て、後編オンエアまでに自分なりに考えをまとめといてくださいね。って言っても宿題じゃあないんだから楽しんでくれれば良いんですけど。

　先々週の日記では、タレントさんとの食事について書いたけど、先週は久しぶりな人たちと食事する機会が多かったんだ。まずは日本ビクターの小松さん、ビクターエンターテインメントの佐々木さん。２人には「シティーハンター」放送時期のビデオや音楽などの仕事でホントにお世話になったんだ。年末の忘年会には必ず来てくれるけど、こんな時期に一緒に食事するのは珍しいことでね。あっと気づけばもう１年なんてことは最近良くある…。２人とは東京・新宿Iというイタリアンでワインを飲みながら「シティーハンター」で起きたイロイロな話やテレビアニメのこれからのことなど、色々話し合っちゃいましたー。ミョーな縁のコナン映画のエディター・佐野さんたちも加わって、１軒では終わらないとても盛り上がった楽しい時間を過ごすことができました！

　続いては７年以上「名探偵コナン」の音響監督としてお世話になった小林さん。小林さんはオーディオ・プランニング・ユーという音響会社に長年在籍していて確か「シティーハンター’91」で音響監督デビューしたんだ。その後「名探偵コナン」の音響をずっと支えてくれてね。今は独立してトリニティサウンドという会社で音響監督を続けて活躍中。小林さんとは東京・西麻布Eというワインバーに行って、マスターが薦めるままにグラスワインをおいしく飲んで話しました。そこには「名探偵コナン」の北田Pも誘って３人で過ごしたんだけど、実は北田Pがコナンチームに入ってきたのは小林さんが独立した後という事実が発覚。この日初めてというわけで、またコナンチームとして良い出会いができたというところかな。

　小林さんと言えば、トムスエンタテインメントの小林Pとも久しぶりに今後の「名探偵コナン」についてじっくり話し合いました。小林Pと食事をしたのは東京・新橋Tというお店。３日連続飲食同席の北田Pも一緒に３人で「名探偵コナン」の今後について、制作体制や方向についてなど、言いたいことを言い合って、激論になる一幕もあったんだよね。もちろん会議するのも大事だけど、このように飲食時に出てくる話が番組作りに役立つことはすごく多くて、ポジティブなエネルギーになると実感しているんだ。だからコナンも結界師も夏に向けて、断続的に爆発的にいろいろ行動しちゃいます。お楽しみにね！

　で、飲食会（？）はまだ他にもやってます。１週間に平日は５日なのに５回別の人たちとお話できるって大丈夫かなあ。コナンや結界師のアフレコもやってるのになあ。でもとにかくメンバーに恵まれてるからなあ。時間みつけてやっちゃうよねえ、やっぱり。ひとつは青山Ａというレストランで漫画家のロドリゲス井之介さんと小学館・松井さん。そしてもうひとつは吉祥寺Ｐでの驚異のワイン会に参加してくれたのが我らがＢＪ・手塚 眞監督、食事はホントお久しぶりです。いずれにしろ同席メンバーもユニークで記録にも記憶にも残る飲み会になってるので、近いうちに詳細を書くことになるでしょう。