• ■04月24日
  • ■04月24日

  • 2007.04.24

 ついに4月21日(土曜日)に劇場最新作「名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」が全国の劇場で封切られました〜!劇場に足を運んでくれたみんな、本当にありがとう!今回の日記は初日舞台あいさつツアー、怒涛の3日間の話をするね。

 いろいろな活動は20日朝「ズームイン!!SUPER」の桜塚やっくんとコナン君(以下着ぐるみ)からスタート。「ラジかるッ」では井上和香さんと山本 梓さんとコナン君がザ・たっちの2人と出演。「ザ・ワイド」では東京・町田の立てこもり事件の緊張の中、草野さんたちと並んで3人がしっかりPRしてくれました。夕方の「リアルタイム」ではコナン君が天気予報のところで出演大PR!もちろん高山みなみさんの影マイクでまさに“水を得た魚”の大活躍でした。コナン応援団が1日中活動してくれた後はいよいよ毎年恒例の「名探偵コナン シークレットナイト」です。夜9時30分から東京・池袋の映画館を舞台に始まるこの前夜祭は、深夜だけに子供が入れないヒ・ミ・ツのイベントでね(笑)。今年で7回目を迎え、人気が高い入場チケットは抽選でしか手にできないレアモノなんだ。完全抽選なだけに今年は例年に比べて初参加の人が多くなってたのが特徴でした。チケットが手に入らなかった人はごめんなさい、毎年開催するつもりだから次回はガンバってゲットして下さいね。

 この前夜祭では「名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」の上映前にまずメインイベント。この時のためだけに海賊に扮した高山みなみさん、山崎和佳奈さん、神谷 明さんがコナン・蘭・小五郎の着ぐるみクンたちと一緒に舞台あいさつするというすごいもの。見事な女海賊メイクのお二人に対して神谷さんは大きなあごヒゲがぴったりで観客に大ウケ。普通のあいさつとは異なり、最近のアフレコの様子とか、ちょっとくだけた身近な話も飛び出して会場は大喜び。退場時には3人とも階段状の客席を駆け回りファンのみなさんと握手合戦、触れ合いいっぱい素敵な大盛り上がりでした。マジに走って肩で息してたコナン一家の3人さん、ホントにご苦労様でした。

 深夜3時ごろには、目暮警部役の茶風林さん、元太・高木刑事役の高木 渉さんもプレゼント大会に登場。2人のおバカで楽しいトークや、みなさんからいただいた手紙を披露したりして素敵な時間を過ごせました。会場では他にここでしか買えない限定グッズの販売や、ロビーいっぱいに設けられた大ショップ、ファンのみんなの落書きコーナーなど文字通りオールナイトで遊びました。ちなみに今年の限定グッズは特製のブランケット、映画のコナンマークが刺繍されてて暖かくてごきげんな一品でしたね。スタッフは明日の初日に備え、3本目の上映が始まった午前3時に解散…。

 その当日は朝10時頃に初日舞台あいさつが行われる東京・有楽町の有楽座に集結!スワッチは前夜祭の後一度自宅に帰って3時間ほど寝てから行動、山本監督は銀座のホテルに宿泊したらしいけど、あんまり眠れなかったぞみたいな顔。吉岡Pはもっと完全な寝起き顔、そんなスタッフたちの見守る中、劇場で1回目の上映の後、ついに舞台あいさつが行われました。いつもの通り高山さん、山崎さん、神谷さんは本人として、さらに着ぐるみクンたちと一緒にそれぞれ役柄として、2パターンの舞台あいさつをしてくれたんだ。さらにスペシャルゲストとして「コナン応援団」の桜塚やっくんもスケバン恐子のトレードマーク・竹刀を持って駆けつけ登場、会場を大いに盛り上げてくれたんだ。マスコミ露出用にかきわりの海賊船をバックにみんなで記念撮影もしてね。やっくんは今度の映画の面白さに加え、「鮫として出演してたよ」とギャグを飛ばし「次回作にはちゃんと出して欲しい」と明るいアピールしていました。

 その後は公開初日を記念して、ランチを兼ねたお祝いのパーティを催してね。そこに参加してくれたやっくんは高山さんたちと話したり、一緒に写真を撮ったり、コナンチームと一緒になれたことを本当に喜んでくれたみたい。本人のブログにも感激したという内容の文章と写真を速攻アップしてくれてね。スワッチも見て驚いたんだけど、1、2時間のうちに100件を超える祝福のレスが書き込まれていたよ。この後は2班に分かれて行動してね。錦糸町の舞台あいさつ組と別れて、スワッチとやっくんは大阪へ移動して甲子園球場に向かったんだ。

 その日は甲子園で阪神―巨人戦。「コナン甲子園」と題して来場したラッキーな子供たち1万人に、コナンが表紙に描かれた特製タイガースノートをプレゼントしたり、球場横のイベント広場にコナン君が登場したりして映画のPRをしました。そして極め付けがやっくんのが始球式。コナン君と一緒に4万8500人の歓声が地を這うように伝わるグラウンドで入魂の一球を!ボールは大きくそれたけどキャッチャーはしっかりキャッチ!やっくんは「暴投だよォ!ああもう1回投げたーい!」なんて会見してたけど、バウンドせずに見事に届いたし良かったんじゃないのかな。一生に一度できるかってくらいすごく素敵な経験だし、満席甲子園で投げられて最高でした、って本人も興奮さめやらない様子。やっくんは試合の途中にも映画のPRのために解説の掛布雅之さん・川藤幸三さんのいる放送席へ合流。すごく好ゲームだったこともあって、タイガースファンのやっくんは予定の時間をかなりオーバーして中継に参加、暴投始球式の話も大きく盛り上がってました。その後ちゃんと東京へ戻ったやっくん、ありがとうございました。本当にお疲れ様でした!

 そして22日。昨夜に来阪できなかったスタッフも早朝集合して、大阪・梅田の三番街シネマで舞台あいさつをしてきました。また読売テレビのお膝元である大阪のファンは本当にうれしいなあ、いつも一味ちがう大歓声で迎えてくれるんだ。難波のTOHOシネマズなんばで2回目の舞台あいさつを終えて3日間の全行程終了。その後はみんなで北新地に移動して美味しいしゃぶしゃぶで打ち上げ。肉だ肉!とばかりにここだけを楽しみにがんばったスタッフもいます(笑)。それにしてもこの3日間を通して感じたのは観客のみなさんの温かい声援のありがたさ。11作目が公開できたのも、ずっとコナンを応援してくれているみんなのおかげだし、本当に感謝しています。スタッフみんな睡眠時間も少なくて体は疲れているけど、やれることはやったという達成感があるんだ。神谷さんもしみじみ語ってくれたように、この作品に携われて良かったなあという幸福感もあります。もちろんこんな時に味わうワインの味も格別!この3日間でいったい何本のワインを空けたんだろなあ…。20本くらいかな(笑)。3日間の舞台あいさつツアーを無事に終えることができてスワッチも一安心デス。スタッフも観客もコナンに関わったすべてのみなさん、この3日間はとにかくお疲れさまでした!!「名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」はこれから約5、6週間、全国の劇場で上映されています。絶対に劇場の大きなスクリーンで楽しんで下さいね!