• ■09月19日(2)
  • ■09月19日(2)

  • 2006.09.19

 コナンが警視庁と協力して「名探偵コナン 子ども防犯プロジェクト」という取り組みをしていくことになりました。昨今、子供が凶悪な犯罪の犠牲になってしまうケースが増えているけど、この活動は子供たちを守るのが狙いでね。コナンというキャラクターを通じて子供たちに防犯意識を高めてもらいたいと考えているんだ。今年放送10周年を迎えたので、これからはコナンがストーリーの面白さを伝えるだけではなく、社会的貢献もできたらいいなあとスタッフの間で話し合ったんだ。いざ子供たちが危険な目にあってしまう、その時に子供たち側がどうそこを回避するか、もしくは乗り越えたらいいかを自ら考える、実際は17歳の頭脳を持つコナンがそんなことを少しでも示唆できたら、本当に素晴らしいと思っているんだ。そんな目的で企画されたのがこの「名探偵コナン 子ども防犯プロジェクト」なんだ。

 皇居が見下ろせる代田区にある警視庁で行われた承認書交付式のセレモニーには、青山剛昌先生、佐藤監督や小林プロデューサーも駆けつけてくれてね。その様子は16日の各紙に取り上げられてたよ。この取り組みはこれから警視庁と協力して始めていくんだけれど、コナンが歩んでいく方向を決める重要なものにもなると思っているんだ。これを機に大人たちも防犯についてさらに考えてくれるとうれしいなぁ。子供の防犯は大人の配慮1つで変わってくることもあるからね。警視庁側もコナンと一緒にやれることを喜んでくれていてね。生活安全部長の園田さんは「名探偵コナン君が参加していただくことを非常に心強く思っている訳でございます。子供たちの防犯意識、判断力、洞察力、推理力がもっともっと向上するように手を携えてやってまいりたいと思います」と話していたよ。さあ、みんなでまず意識から「名探偵コナン 子ども防犯プロジェクト」に取り組んでいきましょう。

 そのセレモニーの後、スワッチは大野克夫さんと、大阪の長戸さんを訪ねて行ってきました。大野さんと会うのはハワイの打ち合わせ以来。長戸さんは今までも「名探偵コナン」主題歌のプロデュースをしてきてくれたけど、10周年を機に大きく言えばこれからの10年のコナン音楽をどうつくっていくかを話してきたんだ。読売テレビもある大阪は長戸さんの本拠地でね、その事務所にはピアノやベースやギターがいくつもあって、打ち合わせ中に生演奏もしてくれたんだ。大野さんと長戸さんのセッションなんてホント夢心地。6時間を超える打ち合わせはあっという間でした。来年は放送12年目に入るし、今いろいろ組み立てて、準備をして、新たな展開にもっていこうと考えているんだ。いろいろ面白いことを考えているからこれからのコナン音楽に注目していてね。

 それにしてもこの日は警視庁から大阪までずっと一緒だった小学館の浅井さん、大阪で一緒になった同じく都築さん、ゼットの渡部さん、チャコさん、すごくおいしい大阪割烹とワインと音楽を共有してもらってありがとうございました!

 そういえば、お待たせしました「エンジェル・ハート」DVDBOX、Vol.2が9月27日に発売されます。いろいろ素敵な特典が満載なんですが、その中でもDVDには今年の4月26日に東京ドームシティ ラクーアガーデンステージでのU_WAVEさんの大イベントの際に行われたトークショーの模様も収録。川崎真央さん、平野監督、植田プロデューサーとスワッチがそれぞれ「エンジェル・ハート」の好きな場面や挿入曲など、勝手なことをベラベラ話したもの。会話がつっこみ、つっこまられ、なんだかふわふわ時間が過ぎたのを覚えてます。僕らは本当に楽しかったけど、あの時の満員の皆さんは早くU_WAVEの歌を聴きたかったんでしょうね。他にも特製免許証カードが入っているからファンの人はお楽しみに!