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  • 2024年08月18日(日)
    あさ7:00~放送
  • 松田丈志
  • 美味しい食と夢あふれる大地
  • 北海道 中札内~幕別~帯広
  • みどころ

    今回は松田丈志が北海道・十勝地方を旅する。まずは広々とした十勝平野に感嘆し、巨大なビニールハウスでつくられる北海道育ちのイチゴを味わう。十勝平野を一望する熱気球を初体験! ハンガリーで国宝となった豚と対面し、極上の赤身肉に感動! 犬も喜ぶ十勝野菜って一体? 帯広の新名物・観光馬車に揺られ、美味しい食と夢が満載の北の大地旅のはじまりです!

  • 内容

    旅のはじまりは広々とした十勝平野から。北海道には何度か来ているが、十勝地方は初めてだと松田。実家がもともと農家でもあり、北海道の農業、そして人々の生活を垣間見たい、と旅の抱負を語る。

    まずは中札内村で「JA中札内村 車両農機具整備センター」を訪ねる。巨大な機械に驚く松田は、JA中札内村の井川晃博さんに枝豆を収穫するための大型ハーベスターだと教わる。中札内村では村をあげて枝豆生産に取り組んでおり、この大型ハーベスターで膨大な畑の枝豆を旬の間にとることができるという。松田は特別に敷地内でハーベスターを運転させてもらう!
    収穫された枝豆は「JA中札内村 農産物加工処理施設」で刈り取りから3時間以内に塩ゆでされ、瞬間冷凍されるという。松田は施設を見学し、恵田雅之さんから「なぜ、枝豆だったのか?」について聞く。

    続いて枝豆農家の戸水謙一郎さんに出会い、枝豆畑に案内してもらう。枝豆畑の横には巨大なビニールハウスが! 中ではイチゴが作られている。松田は大ぶりで美しい「夏瑞(なつみずき)」という品種のイチゴをパクリ! そのみずみずしさと美味しさに感動する。「戸水農園 選果場」ではイチゴの選定のためのハイテクな設備が稼働中だ。松田は謙一郎さんの父・戸水隆さん、母・朋子さんに一家で営む農業について聞く。そして一家自慢の枝豆をいただきます!

    次に松田は直売所の「道の駅なかさつない 物産販売所あんてぃー」を訪ね、農家が持ち寄る新鮮な野菜を見てまわる。そんななかで見つけたのが「ワンちゃんのおやつ」。十勝野フーズカンパニーの大友将義さんは規格外の野菜が捨てられている現状を「もったいない!」と感じ、開発したという。松田はその精神に共鳴し、愛犬モコへのお土産に購入! 果たしてモコちゃんの評価は?

    早朝4時、札内川の河川敷へ向かう松田。十勝空旅団のみなさんが提供するアクティビティを体験するのだ。それは熱気球! バーナーで気球内の空気をあたため、高さ30メートルの巨大な気球が立ち上がってゆく。パイロットの篠田博行さんにうながされ、松田は気球に乗船し、十勝の空に向かってテイクオフ! 風まかせの自由な旅で十勝の街を上から見下ろし、JR根室本線が走る様子を楽しむ。そして雲の切れ間を狙い、雲の上へ。そこで見た光景とは?!

    ハンガリーで「食べられる国宝」と言われる豚マンガリッツア。松田はその豚を育てている「十勝ロイヤル マンガリッツァファーム」を訪ねる。牧場長の小林諭さんによると、純血統で育てているのは日本国内のみならず、アジアで唯一、このファームだけだという。放牧で育てられている十勝ロイヤルマンガリッツァ豚は、毛むくじゃらの大きな体が愛らしい。牧場を自在に駆け回る豚たちを小林さんたちは試行錯誤しながら、血統を守り、大切に育てている。

    フランス料理店「マリヨンヌ」でマンガリッツァ豚を食べることができる。松田はシェフの小久保康生さんに三元豚と十勝ロイヤルマンガリッツァ豚の肉質の違いを見せてもらう。そしていよいよ「食べられる国宝」、十勝ロイヤルマンガリッツァ豚の「肩ロースのポアレ」が目の前に! 野生と滋味を感じるその味と十勝づくしの食材に松田は感激!

    帯広の街中で、松田は観光馬車に出会う。十勝シティデザインの永田剛さんによると、町おこしで始まった新しい試みだという。ばんえい競馬の血を引くムサシコマ号が引くレトロ&モダンな馬車は観光客に大人気だ。松田も馬車に乗って帯広の街をゆき、開拓精神を受け継ぐ土地と人々の力強さに触れた十勝の旅を振り返る。