増田のニュースドライブ
コロナだけじゃない!2021年ニュース総決算緊急97分SP
11月27日(土)
中国・武漢に端を発した新型コロナウイルス騒動から、まもなく丸2年。今年も世界は目に見えない敵と戦い続けた。日本では1年のほとんどが緊急事態宣言あるいはまん延防止等重点措置の下、正常な社会経済活動がほとんど行われなかった。果たして、2年に及ぶニッポンのコロナ対策は正しかったのか?
そして、2021年といえば、東京オリンピック・パラリンピック。コロナ禍における外国人の出入国も問題となったが、外国人に関して大きなニュースとなったのが、名古屋市の入管施設でスリランカ人女性が亡くなった問題。普段は知ることのない施設の中で行われている“長期収容”問題が我々に問いかけることとは?
さらに、地元大阪で今年一番の衝撃映像となった、西成での住宅倒壊。普通の生活を送っている人を襲った突然の「すまい」の喪失…。その責任の所在はどうなるのか?そして、このニュースが決して他人事ではないワケとは?
番組内容
責任の所在はどこに?西成住宅倒壊現場のいま…
パートナー:読売テレビ 高岡達之解説委員長
今年6月25日、大阪・西成の上町台地に建つ住宅2棟が突然倒壊。普通の生活を送っている人を襲った突然の「すまい」の喪失…。衝撃的な映像だけではなく、問題はその後、ここに住む人はどうなったのかということだ。
あれから3か月…。現場は今どうなっているのか?私たちは、まさに倒壊したこの家に住んでいた住人を取材。住人が語る当時の状況は?いまどこに住み、何を思う?さらに、工事業者や大阪市も絡む、その責任の所在はどうなるのか?そして、このニュースが決して他人事ではないワケとは?私達が生活する場所に同じような危険はないのか?
スリランカ人女性死亡 “長期収容”入管施設の問題とは
パートナー:元大阪地方裁判所裁判官 八代英輝国際弁護士
東京オリンピック・パラリンピックが行われた2021年。コロナ禍における外国人の出入国が問題となったが、ウガンダ人の行方不明事件や、サッカー代表選手のミャンマー人の亡命問題も記憶に新しい。そんな中、こうした問題に関連して大きなニュースとなったのが、名古屋市の入管施設でスリランカ人女性が亡くなった問題だ。出入国在留管理庁は、当時の対応状況を調査し報告したが、その内容に関係者は不信感を募らせている。
今回私たちは、入管施設に2年間“長期収容”された経験を持つ男性を緊急取材!彼の口から語られる“長期収容”の実態とは?
「失われた2年」だったのか?新型コロナの対応と未来は
パートナー:医師・元厚労省医系技官 木村もりよ
厚生労働省や、CDCアメリカ疾病予防管理センター等を渡り歩いた、現役医師である木村氏。新型コロナが発生してからこれまでの時間は、「失われた2年」だったのか?それとも、「必要な2年」だったのか?新型コロナの「第6波」に備えるため、「大阪に野戦病院を」という吉村知事の号令のもと設置された、大規模医療・療養センターにも潜入!世界各国のコロナ対策と比較しながら、客観的にこの間の日本のコロナ対策を検証し、次の1年の展望にも迫る。