【ytvサステナBloom(ブルーム)】
3月23日(日)「健活!城まちごみ0・ウォーク2025」を実施。
大阪城公園内のごみ拾いウォークイベントを開催しました!
2025年3月23日(日)大阪城公園(大阪市中央区)で「健活!城まちごみ0・ウォーク2025」が開催されました。
この日の天気は、春の爽やかな青空が広がる絶好のウォーキング日和(びより)。朝の情報番組「す・またん!」などの呼びかけで事前に申し込みを済ませた、およそ900人の参加者が大阪城公園の特設ステージ前に集まりました。
会場となった大阪城公園は、大阪を代表する観光スポットのひとつで、4月に開幕する大阪・関西万博に訪れる国内、海外の大勢の観光客がやって来ることが予想されています。このため、一足早くごみ拾いをして、気持ちよく公園を散策してもらおうと考えて企画したのが、「健活!城まちごみ0・ウォーク2025」でした。
参加者の中には「ytvサステナビリティ・プロジェクト」のパートナーとして、2年前から一緒にウォーキングイベントを開催している「バディーウォーク関西」という団体があります。バディーウォークは、ダウン症のある人たちと一緒に歩く世界的なウォーキングイベントのことで、この活動にはダウン症への理解と社会的平等、多様性の尊重などのメッセージが込められています。
毎年3月21日は、国連が定めた「世界ダウン症の日」であるため、読売テレビも啓発活動に賛同し、今年もウォーキングイベントを共同で開催することを呼びかけました。
今年は、読売新聞の読者会員でつくる「わいず倶楽部」が、日本語学校に通う外国人の生徒さんらを伴って初めて参加し、国際色あふれる賑やかで楽しいウォーキングイベントになりました。
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スタートコール後は全員で写真撮影
ウォーキングスタートステージでは、朝の情報番組「す・またん!」に出演している虎谷温子アナウンサー、立田恭三アナウンサー、佐藤佳奈アナウンサーに加えて、読売テレビのマスコットである社忍(しゃにん)のシノビーと大阪・関西万博公式キャラクターのミャクミャクが登壇しました。
そして「バディーウォーク関西」の子どもたちがシノビーと一緒にステージに上がり、スタートコールを行ったあと、ウォーキングに参加する意気込みや将来の夢などをたくさん話してくれました。参加者からは温かい声援と拍手が送られました。
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回収したゴミは全て分別を行いました。 -
軽トラック2台分のゴミが集まりました。
今回の「健活!城まちごみ0・ウォーク」では、 90ℓのごみ袋19袋 のごみを集めることができたほか、家電などの粗大ごみが複数あり、軽トラック2台が一杯になるなどの想像を上回る成果となりました。
参加者の中には、主催者が用意したごみ袋が「小さくて足りない…」ということで、追加の袋を取りに来る熱心な方々もおられました。
清掃が行き届いた大阪城公園は皆さんのおかげで、とても綺麗な状態で観光客を迎えることができそうです。
また、今回の「健活!城まちごみ0・ウォーク2025」は、TEAM EXPO 2025の「ごみゼロ共創ネットワーク」と共同開催として、各地の地域で実施する清掃活動と連携するという取り組みも行いました。連携の方法は、「ごみぜろアプリ(ごみ拾い共有アプリ)」を活用することで、大阪城公園と各地の清掃活動で回収したごみの量を合算することで、一体感のあるイベントとして企画しました。
▶集まったごみの合計は、健活!城まちごみ0・ウォークホームページをご覧ください。
イベントに協力いただいた団体の皆様
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「蛸石」周辺でガイドに耳を傾ける参加者 -
ガイド解説を聞く大坂城赤備隊の皆さん
また大阪城の史跡についての学びを深めるために、●大阪観光ボランティアガイド協会にご協力いただき、5箇所10人のガイドの方々に大変興味深い歴史解説をお願いしました。
桜門を入った、桝形の中で一番大きな石が「蛸石(たこいし)」です。大阪城内で最も大きい巨石として知られており、重量は100トンをこえると推定されています。巨石の左端には蛸のような形が見えるのが特徴です。
石の中の鉄分がにじみ出て、このような形になったそうですが、こんな巨石をどうやって運んできたのかと不思議で仕方がありません。ぜひ大阪城に来て、ボランティアガイドの素晴らしい解説に耳を傾けてください。
大阪観光ボランティアガイド協会は、大阪城の他の観光スポットなどでもガイド活動をしています。詳しくは協会のホームページをご参照ください。
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大坂城赤備隊の皆さん -
学生ボランティア団体IVUSAの皆さん
毎月第3日曜日に、大阪城公園の周辺で清掃活動を行っているボランティア団体です。手作りの甲冑着は細部に至るまで精巧に再現されており、毎月の活動には外国人の参加も多いそうです。
ウォーキングスタート時の盛り上げや、参加者との写真撮影にも快くご対応くださいました。
同日に「JR大阪環状線一周清掃大作戦2025」を実施、一部の学生さんに「健活!城まちごみ0・ウォーク2025」の運営を補助する協力お願いしました。
IVUSAは長年、滋賀県の琵琶湖の清掃活動を続けており、読売テレビの「鳥人間コンテスト」や「24時間テレビ」の清掃イベントにも協力してくださっています。今回のウォーキングイベントでも、参加者の誘導や案内役を担当し、回収したごみの分別作業を手際よくこなすなど、とても頼りになる大切なパートナーです。
イベントの様子
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史跡エリアに向かう参加者 -
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ゴールステージの様子 -
参加者とともに健活10ダンスを踊る佐藤佳奈アナ
ウォーキングをゴールした後には、読売テレビ社屋でゴールイベントを行いました。ステージには「す・またん!」の司会を担当する虎谷アナウンサー、立田アナウンサー、佐藤アナウンサーがスタートステージに続いて、ふたたび登壇しました。
「サステナ×オモテナステージ」と題したイベントでは、アナウンサーとの早口言葉対決や、クイズやダンスなどの盛りだくさんの内容で、参加者を’おもてなし’しました。
クイズに正解した参加者には、す・またん!出演者のサイン入りグッズがプレゼントされるなど、ウォーキングの疲れを吹き飛ばすように、会場は終始、大きな笑い声に包まれました。
-サステナビリティグループ 遠山響太-
これまでのウォーキングイベントとは違い、ごみ拾いや史跡ガイドなど新たな企画を盛り込みましたが、参加者の皆さまと協力いただいた団体の方々のおかげで「健活!城まちごみ0・ウォーク2025」を無事に終えることができました。ありがとうございました。
今後も「ytvサステナビリティ・プロジェクト」として活動の幅を広げていけるよう努力していきます。
