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大阪市の中学校で「スポーツのしごと」をテーマに
担当プロデューサーが出張授業を行いました

 1月25日(木)、読売テレビスポーツ局の松井陽生(まつい・ようせい)プロデューサーが大阪市立大和川中学校(大阪市住吉区)の1年生の生徒たち12人に「読売テレビのスポーツのしごと~テレビ×デジタルを考える~」をテーマに出張授業を行いました。この出張授業は、学校側から「1年生を対象に実施する『職業講話』に登壇してほしい」との依頼を受け、テレビ局をはじめ、看護師、音楽家、たこ焼き屋さんまで・・・色々な職種の方々が講師として、それぞれの教室に分かれて授業を担当しました。

 40分間の授業では、松井プロデューサーがこれまでに関わった番組で行った長期密着取材でのエピソードを披露したり、現在も取り組んでいるテレビとWEBメディアを連動させた新たなスポーツの発信について説明しました。

 

 中でも、2018年からインターネットでライブ中継を始めた関西ナンバーワンを決める「丹後大学駅伝~関西学生対抗駅伝競走大会~」の背景を説明する際に、実はインターネット配信での駅伝中継に挑戦しているのは、国内でも数えるほどの大会しかなく、読売テレビのWEBメディア「あすリートチャンネル」は、ネットを使った新しい中継のカタチを目指すと同時に、この大会を通して「関西を元気にする!」という夢をもって頑張っていると、その意義について熱く解説しました。  

 

 また、「JOCジュニアオリンピックカップ全国都道府県対抗中学バレーボール大会(通称・JOC中学バレー)」の大会や、「全国高等学校サッカー選手権大会(通称・高校サッカー)」の予選についても、SNSを駆使して動画で発信し、多くの人たちに伝えていくための取り組みに尽力していることを語りました。

更にプロ野球中継に関して、テレビの映像には隠れた魅力があることを説明しました。テレビ中継で使用した「審判カメラ(主審、塁審の防止に取り付けられた小型カメラ)」の映像に着目し、そのカメラが捉えた決定的な瞬間の迫力ある映像を切り取って作成した動画をYouTubeに流すと半年間で500万再生を超えたことを紹介すると、生徒たちは興味津々な様子で教室のスクリーンに投影された動画に見入っていました。

 

 授業中、生徒から「仕事のやりがいは?」ときかれ、松井プロデューサーは「視聴者の方々が『いいな』と思ってくれる瞬間が私の仕事の醍醐味です」と答えました。他にも数々の質問をもらい、最後に「みなさんこれから将来仕事を考えるときの自分像やヒントになることがたくさん詰まっていると感じます。学校での生活は限られた時間の中ではありますが、やってみたい!見てみたい!と思ったことは進んで体験・挑戦して欲しいです。行動は、すべて自分の財産になります。今回皆さんにお話しして、皆さんに残った「心のメモ」があれば学生生活に活かしていただけると幸いです」と語り、授業を終えました。

プロフィール

松井陽生(まつい・ようせい)プロデューサー … 
2012年読売テレビに入社。技術局、制作局、株式会社ytvメディアデザインを経て、現在、スポーツ局で勤務。スポーツコンテンツの事業開発・推進を目指し、全国高校サッカー選手権大会、WEBメディア「あすリートチャンネル」、YouTubeチャンネル「トラトラタイガース」を担当している。

授業を終えて

読売テレビのスポーツの仕事を大和川中学校の皆さんにお伝えする貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。生徒の皆さんは僕の話を真剣にきいてくれていました。

 

自分たちの将来を考えるにあたって何かしらの気づきを得てくれたら嬉しく思います。そして、生徒の皆さんの反応を肌で感じられたことは、学生スポーツを発信している私にとって素晴らしい体験となりました。テレビやネットを通じてスポーツと選手たちの素晴らしさが一層ひろまっていくことを願っています。

読売テレビ スポーツ局 松井陽生


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