学生時代

  • どんな学生でしたか?
    ”放送”好きの、どこにでもいる学生でした

    マイクの前で話すことが好きでした。小学生のころから放送委員会に所属して行事の司会や給食時の校内番組を担当したり、大学で入った放送研究会ではラジオ番組の制作に携わったり。自分の「声」と「ことば」で人になにかを伝えることに強いこだわりをもっていた気がします。とはいえ、生来の引っ込み思案な性格で、決して華やかな学生生活を送っていたわけではありませんでした。それでも、個別指導塾のアルバイトで子どもたちにとことん向き合ったり、不登校の子どもたちの地域コミュニティに参加したりと、草の根のレベルで目の前の人に向き合う姿勢は大切にしてきたつもりです。

  • お仕事編
  • テレビ局・なかでもytvを志望したきっかけは?
    地域との結びつきと、全国への強い発信力、そして「人」

    これといった「きっかけ」があるわけではありませんが、高校のころにはメディアや記者の仕事に関心を抱いていました。記者になりたいという思いを強めたのは大学入学後です。研究室で地域福祉社会学を専攻し、地域での人びとの営みや社会の動きについて考える機会が多くあったこともあって、地域社会の現状や課題を自分の言葉で伝えたいという思いが強くなりました。最初は新聞記者になることも考えていましたが、ドキュメンタリーなどにあらわれる「映像の力」に魅せられ、テレビ局の報道記者を目指すようになりました。関西にはこれまで縁がありませんでしたが、地域との結び付きの強さと、全国ネットの報道番組という強い発信力を兼ね備えるytvに魅力を感じて、ytvを志望するように。選考を受けるなかでytvの皆さんの温かさに触れ、志望度はますます高まっていきました。

  • ES・面接・動画で意識したこと
    自分らしさを視聴者に伝えるつもりで

    自分らしさが伝わることを意識していました。就活を始めたばかりのころは「すごい人しか受からないんじゃないか?」と思い込んでいたのですが、自分を大きく「すごそうに」見せようとすると本当の自分が伝わらなくなってしまうと気づいてからは、いまの自分らしさで勝負してみようと思うようになりました。ただ、自分らしさを伝えるなかでも、相手に「自分のことを正しく・楽しく知ってもらいたい」という思いは大切にしていた気がします。たとえば、自分の専攻分野や趣味の説明をするときにも「この表現って相手に伝わるかな?」と、相手の立場に立って考えることを心がけていました。ありのままを伝えることも大切ですが、ESも動画も面接も、自分のことを知ってもらう「視聴者」がいる以上、その人に正しく・楽しく自分のことを知ってもらえるよう、伝え方を工夫する努力はしていました。

入社後

  • 配属から1ヶ月。リアルな仕事内容やytvの雰囲気は?
    裁量の大きさと先輩方の温かさ

    いまは報道局の遊軍記者として、事件・事故やイベントなど、関西のいろいろなニュースを担当しています。配属2日目には、奈良県で起きた事故の取材やリポートもいきなり経験できました。新人でもいきなりOAにつながる仕事を任せてもらえるところが、ytv記者の魅力の一つだと思います。その裁量の大きさに緊張してしまう場面も多々あるのですが、先輩方がいつでも優しく親身に声をかけてくださるおかげで、胸を張って仕事に取り組むことができています。普段は和気あいあいとしながらも、事件や事故が起きた際にはカチッとスイッチがONになる報道局のメリハリに、私も刺激を受けています。

  • お仕事編
  • ytvで描きたい夢
    声に寄り添う記者に

    社会のひずみで声を上げられずにいる人、声をあげてもかき消されてきた人びとに寄り添える報道記者になりたいです。私は学生時代、塾講師のアルバイトや不登校の子どもたちとその親のための集いの場に参加するなかで、自分が今まで聞くことのできていなかった声の存在に気づかされました。「部活動での居場所がない」「がんばって学校に行くけれども、苦しくなって戻してしまう」「地域に子どもが安心して飛び込める居場所がない」…すべて、自分がこれまで気にも留めてこなかった声で、自分の無知を思い知らされた経験でした。ytvの報道記者になったいま、そうした人々の声に真摯に耳を傾け、社会に広く伝えることのできる記者になれるよう、まずは日々の人との出会いを大切にしていきたいです。

  • お仕事編

報道局報道グループ記者

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