- 入社してからどんな仕事をしていますか?
- 『営業1年目でプロデューサー、
3年目でイベントへ』
最初は営業局の企画開発部に配属されました。テレビの営業はCMの広告枠を売っていますが、他局と差別化を図るために「御社の製品をちょっと番組っぽく紹介しますよ」というような付加価値をプラスする部署です。その中で入社1年目の後半に『MONOモノ俱楽部』というパブリシティ番組で「あなたがプロデューサーや」って言われて(笑)大変ではありましたが、すごく手厚く業務指導をしてもらえたので勉強になったし、お金の支出収入の管理ができるようになったのは、その経験があったからかなと思います。
そのあと、3年目でイベントの部署に異動しました。よくある形式だと、イベントを生業にしている会社とパートナーを組んでイベント自体の制作や運営はお願いしつつ、テレビ局は強みであるPR部分を任されて、会社同士で分業しあって進めています。今担当しているのは、リアル脱出ゲームやラーメンフェスタ、ディズニーオンアイスなどです。
- 仕事のやりがいは?
- 『お客さんの表情を見られることが
こんなに嬉しいことだとは
思わなかった』
何よりも、直接お客さんの表情で「いいイベントだったんだな」って体感する時が一番嬉しいですね。やっぱり仕事でやっているので、最終的にチケットが売れた、とかも見ないといけないけど、どんなに売上が少なかったイベントでも、そのイベントをすごく楽しみに足を運んでくれるお客さんがいて、終わった後にロビーで見送る時に楽しかったなって言っている顔を直接見ることができる。テレビは多くの人に対して放送しているからSNSの反響は知れるかもしれないけど、リアルタイムにイベント直後の表情を見られることがこんなに嬉しいことだとは思わなくて。なのでリアルのお客さんの顔を見られるイベントっていうのが本当に大好きだし、やりがいを感じます。
- 今まで一番印象に残っている仕事は?
- 『ラーメンフェスタで、特技のモノマネショーをやりました(笑)』
ラーメンフェスタは自分の中で「これをアリとしてくれる会社なんだ!」って思ったイベントで(笑)会場のステージに、ytvの朝番組『朝生ワイド す・またん!』のメンバーを呼んだりもするんですが、ステージの隙間時間ができた時に「好きなことやっていいよ」と言われて。私はものまねが得意で、過去に『す・またん!』にものまね出演した経験があったので、15分のモノマネショーを1日何回も×6日間やりました(笑)それをお客さんも、会社の上司も、みんな「ええやん!」って言ってくれて。仕事に専念しなさい、ではなくて、これも一環だと受け止めてくれるところが、あったかい会社だなと、やっていいんだな、と思いました。
- 入社して、自分の幅は広がった?
- 『“好き”と“仕事”が掛け合わさっているし、“面白い”を探し出すこともできる』
「好き」と「仕事」が掛け合わさっているな部分はかなりあると思います。もともとオタクだったので、好きになったらお金払いたい!みたいな嗜好があって(笑)なので、例えばアニメ関連のイベントとかだったら「服部ちゃんがよく知っているから」という感じで自然に案件を回してもらえたりします。もちろん、元々興味があったわけではないイベントを担当することもあります。例えばバレエ系の公演を担当したときに、習ったこともないし、友達の発表会で見たことがあるくらいだったけど、自分なりに調べていたら「興味のない人が新たにバレエに興味を持つには何が面白いのか」という視点でPRができるので、面白くないと思っていたところに“面白い”を探せるのも楽しめる要素かなと思います。例えば、このバレエあるあるYouTuberが面白い!と思ったら、コラボ動画を作りませんか?って言ってみたりとか(笑)予算があれば何でもできます(笑)
- ytvだからこそ
描けた夢はありますか? - 『何でもできることを実感。
ytvの名物社員を作りたい』
入社前は、正直この会社にいるのは長くて3年かなって同期と話していて(笑)でももう6年いるし(2022年時点)まだ辞める気がしないというのは、ytvの魅力が自分に合っていたからかなと。私はものまねを特技にしていたので、入社当時はそれでうっかりテレビに出られたらいいなと思う気持ちもあったんですが、業務上そういう気持ちを持つこと自体ふさわしくないのかなと思っていて。でも営業のときに、ものまねが宴会芸として面白がられて、『す・またん!』で紹介されて(笑)部署異動してからも、ラーメンフェスタで披露したり、イベント紹介のときにプロデューサーとして番組でお話する場を頂いたり。なんか…何でもできるなっていうのを実感しています。
今までは単にちょっと目立ちたいみたいな、テレビ楽しそうってミーハー心で思っていたんですが、今はIP・知的財産として「ytvといえばこれ!」と思い浮かべてもらうものの中に、例えば個性的な名物社員を作っていきたいなと思っていて。SNSで情報発信できる時代なので、ytvってこういう人がいて、そこに賛同してくれる視聴者の方がいて、ytvっていい会社だなというイメージに繋がるような、いい循環が生まれるように頑張りたいなと思っています。