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【独自解説】秋篠宮妃、紀子さま父の川嶋辰彦さんが死去 元・宮内庁職員「告別式には眞子さん、小室圭さんもお出になる、渡米については予定どおりだろう」

秋篠宮妃 紀子さまの父親が死去

秋篠宮妃・紀子さまの父親で学習院大学名誉教授の川嶋辰彦(かわしま・たつひこ)さんが11月4日、東京都内の病院で亡くなりました。81歳でした。

 川嶋辰彦さんが東京都内の病院に緊急入院したと報じられたのは、10月19日。紀子さまは長女の眞子さん、二女の佳子さまと共に急きょ病院へお見舞いに行かれました。眞子さんは、この日の午前、結婚報告のため皇居にある宮中三殿を参拝。その後、病院へ向かわれたということです。

 眞子さんは結婚後、10月29日には小室圭さんと2人でお見舞いに訪れ、11月3日に続いて、4日も病院を訪れていました。

川嶋辰彦さんの経歴

川嶋辰彦さんの経歴

亡くなった川嶋辰彦さんは、1964年に東京大学経済学部卒業。1971年にペンシルベニア大学大学院博士課程修了。1976年から学習院大学経済学部教授(2011年退職)。1990年に娘・紀子さまが秋篠宮さまと結婚。学習院大学名誉教授に就任しました。経済統計学などを専門とし、国土交通省の専門委員なども務めました。

. 川嶋さんは学習院大学の名誉教授ということで、まだ現役で研究をされていたのですか?

(元宮内庁職員・山下晋司さん)
「今も何らかのことをやっておられたんでしょうけれども、具体的なところはちょっと分からないです。私などは川嶋先生っていうと、経済学部というよりも馬術部の部長っていう印象が強いですからね。上皇陛下も天皇陛下も昔からご存じの、秋篠宮殿下がご結婚される前からご存じの先生なんです。ですから、どうもそっちの方のイメージのほうが強いんです。」

Q.川嶋さんはどういう方でしたか?

「色々と聞くところによりますと、非常に物静かな先生で。ご結婚されてからも取材などには応じないって言いましょうか、非常にご自身を律して、皇室に迷惑かからないようにというお気持ちがあったのかも分かりませんが、非常に静かな日々を送っておられたというふうには聞いています。」

紀子さまが婚約、結婚の時には…

1989年8月、秋篠宮さまとの婚約内定が報じられてから、初めて報道陣の前に出てこられた当時、学習院大学・大学院生だった紀子さま。多くのカメラが待ち構える中、紀子さまに寄り添い歩いていたのが父の川嶋辰彦さんです。記者からの「ご婚約内定 おめでとうございます。」という声に…

(川嶋辰彦さん)
「まだ正式な決定ではございませんので、何ともお答えいたしかねますが、温かいお気持ち 大変ありがたく存じます。」

 学習院大学の教授だった父とともに、親子で学校へ通う様子は連日のように報じられました。

 1990年6月29日、紀子さま結婚当日。皇室へ嫁いでいく娘を父は握手で送り出しました。川嶋さん夫婦の記者会見では、記者からの「嫁がれる日を前に紀子さまからご両親へのご挨拶があったと思いますが?」という問いにこう答えています。

(川嶋辰彦さん)
「紀子は『行ってまいります。ありがとう存じました』と笑顔を見せてくれました。」

 結婚から約2週間後に“初めての里帰り”。送り出したときと同じように辰彦さんは紀子さまを握手で迎え入れました。

Q.川嶋さんと紀子さまのご関係は?
(山下晋司さん)
「例えば、秋篠宮殿下と眞子さんってすごく仲のいい親子って言われていましたけれども、そういったのは特に具体的にお伺いしたことはございません。お嬢さんお一人ですから、当然、川嶋先生は相当かわいがっておられたっていうのは分かりますけれども。」

Q.紀子さまは、娘さんのご結婚があって、お父様がお亡くなりになって…ご心労を大変心配するのですが?
「私もそこが一番の心配ですね。妃殿下は今回のご結婚で色々と精神的にもお辛かったと思うんですけれども、こういう中で、結婚のほうが一段落されて、今度はお父様を亡くされたっていうので、相当、心身ともにお疲れになっているんだろうなと思いますね。」

初孫の眞子さんがご誕生

1991年10月には辰彦さんにとって初孫となる眞子さんがご誕生。「おめでとうございます。赤ちゃんの顔は ご覧になりましたか?」「これから病院のほうですか?」という、問いかけには応じなかったものの、辰彦さんの顔には穏やかな笑みが浮かんでいました。

Q.川嶋さんにとっては、眞子さんは初めてのお孫さんですね?
(山下晋司さん)
「川嶋先生ご夫妻にとっても、今の上皇上皇后両陛下にとっても初めてのお孫さんですから、それはそれは、かわいかったでしょう。」

お葬式は? 渡米への影響は?

Q. 川嶋さんは一般の方なので、普通にお葬式をされて、秋篠宮ご夫妻、それから眞子さん、小室圭さんも出られるという形になるんでしょうか?

(山下晋司さん)
「おそらく、告別式などには秋篠宮同妃両殿下と眞子さん、小室圭さんもお出になると思いますけれども、お父様は皇族ではありませんので、宮中喪というのはないですけれども、娘の紀子妃殿下は今までの例でいいますと90日間、約3か月ですよね、お孫様の、佳子内親王殿下と悠仁親王殿下のお二方は、30日間の喪に服されるというふうになると思いますね。」

Q. 眞子さんがアメリカに行かれる予定があって、それが今回お亡くなりになったことで先に延びることもあるんでしょうか?

「いや、それはないと思いますね。眞子さんが皇族であれば30日間の喪っていうふうになるのですけれども、30日間の喪の場合は一期、二期というふうに分かれていまして、10日間は基本的にはそういう公務なども含めてやらないと。残りの20日間は祭祀、神様の前には出ないと。ですから一期、二期に分かれているので。ただ、これはあくまでも皇族の方ですから、今の眞子さんはもう一般国民ですから、そういうものも関係ありませんし、お通夜とか告別式だとか、そういうものにはお出になるでしょうけれども、それ以外で特に何かこれができないとかっていうことはありませんので、渡米については予定どおりに進められているとは思います。」

(情報ライブミヤネ屋 2021年11月4日放送)

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