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小室夫妻 渡米へ

【独自解説】眞子さん、小室圭さん2人揃って渡米へ 元・宮内庁職員「弁護士試験が不合格、例えば年収600万円ぐらいでも生活に困ることはないだろう」

11月14日、2人揃って渡米へ

10月26日に結婚した秋篠宮ご夫妻の長女、小室眞子さんと小室圭さん夫妻が、11月14日にそろってアメリカに向けて出国する予定であることがわかりました。結婚からわずか19日で渡米するお二人。今後どんな生活が待ち受けているのでしょうか? 

さらに、解決に向けて動き出しているという圭さんの母親と元婚約者との“金銭トラブル”の最新情報は?元婚約者の代理人を直撃しました。一連の動きについて、元・宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司(やました・しんじ)さんと、ニューヨーク州の弁護士資格を持つ国際弁護士の清原博(きよはら・ひろし)さんが独自解説します。

2人揃って渡米する理由は?

皇室ジャーナリストの近重幸哉さんの見解

 関係者によると、眞子さんと小室圭さん夫妻は、11月14日午前、東京の羽田空港を出発しアメリカ・ニューヨークに2人で一緒に向かう予定です。結婚からわずか19日での渡米となります。

(皇室ジャーナリスト 近重幸哉さん)
「小室さんの就職先が忙しいということがあって小室さんが先に帰られて、おじいさんが亡くなった眞子さんはもう少し遅くなるんではないかということも考えられましたけど。」「眞子さんはやはり体調が充分でないという感じがしますので、それぞれがお一人でというよりも、二人でNYに、ということを決めたんだと思いますね。」
「その方が警備の負担もかかりませんし、周囲に迷惑をかけないということがあったんではないかと思いますね。小室さんと眞子さんそれぞれに警備がつくというよりも、二人だと一回で済むということですよね。」

元宮内庁職員・山下晋司さん

Q.当初は小室さんが仕事の関係で先に行くのではと思われていましたが、眞子さんは体調が万全ではないので2人で行った方が安心ですよね?

(元・宮内庁職員で皇室ジャーナリスト・山下晋司さん)
「小室さんが先に渡米されるとか色々なことが言われていましたけれども、結果的に、お二人ご一緒ということで、眞子さんにとっては非常に良かったなと思います。」

“金銭トラブル”は解決したのか?

小室圭さん母の元婚約者は

ミヤネ屋は、改めて元婚約者の代理人を独自取材。代理人によると、面会実現に向け圭さん側の代理人と話し合いを重ねてきましたが、11月12日に至るまで “圭さんとは面会できていない”といいます。

(元婚約者コメント)
「佳代さんとは会えないということで、圭さんと会うべく先方の代理人と面会実現に向けて話し合いを重ねてきたが、きょうまで面会できていない」
「小室夫妻が渡米するまでに時間はほとんど残されていないが、小室圭さん側に面会の意思があるならば、応じる用意はある」

実は10月26日の結婚会見前に、「結婚するまでに会えないなら佳代さんと圭さんにはもう会えないのだろうな」と胸中を吐露していました。

小室圭さん “金銭トラブル”について

ちなみに金銭トラブルについて、小室さんは結婚会見で…

(小室圭さん)
「母は精神的な不調を抱えており、元婚約者の方と会うことはドクターストップがかかっています。私が母に代わって対応したいと思いそのことをお伝えしました。元婚約者の方からは前向きなお返事を頂いています。解決金を受け取っていただきたいという気持ちは変わっていません。」

(皇室ジャーナリスト 近重幸哉さん)
「もし解決されないまま渡米されるということになれば、圭さんはこれを解決すると会見の時に言ったわけですから、国民に大きな不安を残したままということになると思います。」

Q.元婚約者は、まずは小室さんのお母さま、それがダメなら圭さんと、直接会いたいということは変わっていないですね?
(山下晋司さん)
「そうなんですね。『直接』っておっしゃっていますけれども、圭さんが渡米されれば、圭さんと直接会うということもないでしょうし、お母さまの体調を考えれば、まあそれもないとすると、結局以前のような代理人弁護士に一任して、代理人弁護士との交渉ということにまたなるんでしょうね。」

Q.元婚約者は『会いたい』、小室さんは『お金は払います』という、この2つが一緒のテーブルに乗らないですよね?
(山下晋司さん)
「そうなんですよね。解決金をそのまま受け取りなればそれで終わりなんでしょうけども、最終的には受け取りになるんじゃないかと思っています。ただ、その前にまず会いたいんだっていうことですから、それに対して小室さんがどこまで対応されるお気持ちがあるのかっていうのが、まだ見えないですよね。会って『ありがとう』って言ってもらえればいいのか、何かもっとほかにもいろんな話があるのか、そこのところも元婚約者の方がどうお考えなのか分からないです。」

眞子さんのビザ取得は?

小室夫妻 NY滞在のビザは?

 小室夫妻のニューヨーク生活を始めるにあたり、何が待ち受けているのでしょうか?
 まず2人のビザについて、アメリカのビザに詳しい弁護士によると、眞子さんは小室さんの配偶者ビザで渡米ではないかと思われます。小室さんのビザは、おそらく留学のための学生ビザと思われます。学生ビザは専門分野の実務訓練を行える制度があり、卒業後1年間はアメリカに滞在し働くことが可能です。
 小室さんは1年以内に就労ビザを取得しなければ、就職した法律事務所で働き続けられないということです。就労ビザは当選確率約28%の抽選に当選しなければ審査すら進めない狭き門で、就労ビザが取得できなければ来年には帰国もあり得るということです。

国際弁護士・清原博さん

Q.結婚してから二週間ですが、これぐらいの期間で眞子さんのビザは取れるのですか?

(国際弁護士・清原博さん)
「かなり早いと思いますね。おそらく東京のアメリカ大使館でビザの申請手続きをとったと思うんですが、普通ですと2か月ぐらいかかるんですよね。というのは、アメリカ大使館に行って面接を受けなければならないですけども、面接の予約で大体1か月ぐらい待たされて、その後、ビザが手元に届くのに1か月ということですよね。ですが眞子さんの場合は、アメリカ大使館に行かれたという報道もありませんので、どういうふうな流れでこれだけ早く出たのか、私もちょっと分からないような感じですよね。」

Q.小室さんは1年間の学生ビザの猶予はあるのですが、いま就職している法律事務所が全面的にバックアップして、就労ビザを取らせてくれるシステムはあるのですか?

(清原博さん)
「通常はそのとおりですね。事務所がバックアップして就労ビザの取得をやってくれるわけですけれども、小室さんの場合も法律事務所ですから、ビザのことはもう専門家ですから、おそらく小室さんは学生ビザから就労ビザに切り替えが済んでいると思うんですね。だからこそ働けるわけなので。臆測ですけども、小室さんは就労ビザを取得済みだと思っております。家族ビザが出るので、眞子さんは家族ビザで渡米できるわけです。」

小室圭さんの司法試験の再試験は?

小室圭さん NY州司法試験 不合格

そしてもう一つ、懸念されるのがNYでの新生活。小室さんはすでにニューヨークの弁護士事務所で事務職員として就職。しかし、NY州の司法試験には合格せず、2022年2月に再チャレンジするとみられていますが、NY州弁護士の茂木(もてぎ)さんはこう指摘します。

(NY州弁護士・茂木紀子さん)
「お仕事と勉強の両立を迫られることになるが、非常に大変な状況になられるのかなと思う。試験に落ちたとしても、事務所としては大手の事務所なので、多分ある程度お給料は払われていると思う。なので、それなりに勤務する時間は要求されることになる。他の弁護士と同様に10時間12時間。一日あたり勤務することが予想されるので、そのなかで試験にむけた準備時間をつくるというのは、かなり大変なことです。一般的に二回試験に落ちると解雇のリスクも可能性としては出てくるというふうに言われています。」

狭き門 2月試験とは

次のNY州司法試験は、試験日が2022年2月22日~23日で、合格発表は2022年4月下旬、弁護士登録は2022年6月です。2月試験の合格率は、2019年は45%、2020年は40%、2021年は49%となっています。

Q.清原さんもNY州の司法試験を受けたと思いますが、落ちた場合は、どこが悪かったのか自分自身で分かるのですか?

(清原博さん)
「基本的にはちょっと分からないと思います。というのは、なかなか自己採点というのができませんので。ですから自分でどんな科目が弱かったのか、いけなかったのかというのはちょっと分からない部分があってですね。日本の様に予備校などがあって手取り足取り教えてくれるというものではないので。なかなか自分一人で7月の試験はここがだめだったのかなっていうことを考えながら自分で勉強するしかないという状況です。」

Q.2回落ちて3回目で受かる人もたくさんいますよね?

(清原博さん)
「ニューヨークの試験はなかなか受かるのが難しい面もありますので、2度受けても残念ながらという方いらっしゃいまして3度目で受かるという方もいらっしゃるのでね。小室さんは、実力は私はあると思いますので、2月の試験で今の力を存分に発揮されれば合格されるんじゃないかとそう願っています。」

そして給料に関しては、大手法律事務所の場合、弁護士1年目は年収2000万円以上、ロークラークは年収600万円程度ということです。ニューヨークの家賃相場は、単身者向けワンルームは月34万円、1LDKは月50万円となっています。

不合格 影響「勉強時間」

Q. 『あなた試験があるから仕事はこれぐらいにしてあと試験勉強しなさい』っていうような甘いもんじゃなくて、『あなたに600万円は払ってるんだから、それに見合うそれ以上の仕事をしてくださいね』って言われるんですね?

(清原博さん)
「後者の方がニューヨークスタイルですよね。やっぱり他のスタッフとの平等というか公平性があるわけですよね。小室さんが司法試験を目指しているから少し仕事は軽くしようとすると、他のスタッフがどう思うかというところがある訳ですよね。給料に見合っただけの仕事は100%していただくというのは基本的なスタンスで、プライベートの時間で勉強してもらうということになると思いますよね。」

Q.茂木さんは「一般的には2回落ちると解雇のリスクも出てくる」とコメントしていますが、それぐらい厳しいのですか?

(清原博さん)
「そういう事務所もあるかと思いますが、ただ私はそれは一般的ではないと思います。例え2回落ちても、事務員は出来るので、弁護士ではないですが、事務員として100%力を出してくれるならば、事務所としてはそれで満足ですから、事務員として今後も引き続き働いてもらうという方向で事務所も考えると思いますけれども。」

不合格 影響「給与」

Q.事務員として年収600万円で、小室さんだけの収入でNYでご飯食べて行くのは大変ですね?

(山下晋司さん)
「弁護士資格が不合格であってもやっていけるっていうふうに計画を立てておられたと思っていますんで、いつまでこの状態かっていうのはちょっと分かりませんけれども、当面は例えば、年収600万円ぐらいでも生活に困るとかっていうことはないはずです。」

Q.眞子さんもずっと働いていた時には、お給料を貰っていた?
「そうですね、それ以外に眞子さんの個人の預貯金といいましょうか、資産っていうかそれがどれくらいあるのかって全く分からないですけれども。弁護士の資格が不合格であってもニューヨークでの生活をやっていけるという前提で向こうに行かれるんでしょうから、そこは、私は全く心配してないです。」

宮内庁長官は

11月11日、宮内庁の定例会見で西村長官は、小室さんがNY州の司法試験に合格しなかったことについて聞かれ、「特にコメントすることはない」としたうえで、「試験だからそれは不合格というのはありうるんでしょうね。また次回チャレンジされるようですから頑張ってもらいたいと思いますが」と述べました。

渡米直後の生活は?

NY州弁護士・茂木紀子さん

 その小室さんを現地で支えていくことになる眞子さん。どんな生活を送るのでしょうか?茂木さんによれば、一般には渡米直後、こんな苦労をすることがあるようです。
 
 (NY州弁護士・茂木紀子さん)
「日本と違って(電気などの)業者が時間通り来ないとか、勝手に予約時間を変更したりとかで、最初の生活面のセットアップという意味では大変なことがあると思います。郵便がちゃんと届かないこともよくありますので。日本のようには何事もいかないのがニューヨーク、アメリカなのかなと。」

眞子さん 共働きはどうなる?

Q.眞子さんはアメリカでの生活にまず慣れてから働かないと、様々なことが日本と違うみたいですね?

(山下晋司さん)
「慣れてから働かれるのか、働かれることによって慣れていくのかは、その人によって考え方が違うんでしょうけれども。ビザの問題はあるんでしょうけれども、私はニューヨークに早く溶け込まれるためにも、働かれたほうがいいじゃないかなと思っています。日本の皇室っていうのは、日本で伝統的なもの、芸術だとかいいものがいっぱいあるんですよね。そういうふうなものにも一般の人なんかに比べるとずっと多く接しておられるわけですし。ですから、そういう日本の伝統的な芸術作品だとかを紹介する場とかですね、そういうもので日米の架け橋っていいましょうか、芸術品を通した架け橋みたいなこと、そういうものをやっていただければ有難いなと思っています。」

(情報ライブミヤネ屋 2021年11月12日放送)

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