9632「鹿か?シカか?」

2024 . 11 . 1

9632

 

 

10月15日の「ミヤネ屋」で、

「鹿」

というテロップ発注があって、カタカナの、

「シカ」

に換えました。次に、

「雄鹿」

というテロップ発注があって、これもカタカナで、

「雄ジカ」

としました。シカし・・・あ、しかし、何だか、

「『雄鹿』は、漢字のほうが良い」

ような気がしました。

新聞や放送では、

「動植物の名前は、原則『カタカナ』で書く」

ことになっています。例えば、常用漢字ではない、

「狸・雀・鯖・椿・菫」

は、カタカナで、

「タヌキ・スズメ・サバ・ツバキ・スミレ」

と書きます。例外は、

「漢字の表記になじみがあって、その漢字が『常用漢字表』に載っているもの」

です。動物などでは、

「犬・猫・馬・蚊・蚕・亀・鯨・猿・鹿・象・虎・鶏・蜂・羊・豚・蛇・蛍」

といったところです。でもこの中でも、

「猫・亀・鯨・猿・象・鶏・蜂・羊・蛇・蛍」

は「カタカナで」で、

「ネコ・カメ・クジラ・サル・ゾウ・ニワトリ・ハチ・ヒツジ・ヘビ・ホタル」

と書かれることが多いのではないでしょうか。

「鹿」も、以前(2010年まで)は、

「常用漢字ではなかった」

と思うので、必ず「カタカナ」で書いていたような気がします。鹿し・・・しかし、

「奈良の鹿」

の場合だと、

「漢字で書きたくなる」

気もするんですよねえ。困ったなあ。どうしようか?シカたないのか?

 

(2024、10、31)