タレントの芸名で「名前」の中に、「クン」「くん」や「ちゃん」などが入っている場合に、
「敬称」
としての「さん」を付けることは必要なのか?という悩ましい問題があります。
たとえば、
「さかなクン」
「サンプラザ中野くん」
「フワちゃん」
「ハラミちゃん」
「あばれる君」
「スギちゃん」
「中山きんに君」
「クロちゃん」
「KABA.ちゃん」
「ひぐち君」
といった人たちの芸名のあとに「さん」を付けて呼ぶと、なんか、
「重複感」
がハンパない感じですよね。
・・・と、皆さん思っているのではないかと思いますが、先日(8月4日)の「スポーツ報知」のネット記事の見出しに、こういうのを見つけました。
「サンプラザ中野くん、さん付は不要『中野くんと呼んでいただければ』
ハラミちゃんも共感」
やっぱりご本人たちもそう思っていたのか!と納得したのでした。
また、9年前に書かれたこんなサイトには、TBSの番組でまさにこの問題を取り上げていたことを紹介して「芸人やタレントの中ではどう対応しているか」が記されていました。名前に「ちゃん」「くん」がもともと付いてるタレント、果たして後輩はなんと呼ぶのか? - ライブドアニュース (livedoor.com)
それによると、
「後輩からその部分を『さん』に変えて呼ばれる」
と答えた人が、
「スギちゃん・クロちゃん・ひぐち君・サンプラザ中野くん」
で、つまり、
「スギさん・クロさん・ひぐちさん・サンプラザ中野さん」
ということですね。例外は、
「あばれる君」→「ばれるさん」
「KABA.ちゃん」→「カバシマさん」
「中山きんに君」→「きんに君さん」
と呼ばれていたそうです。
ふーん。今はどうなのかな?そのままなのかな?
(2024、10、3)