<2013年10月30日に書きかけていました>
黒い衣装を着て舞台上に登場し、観客から見えていても「いないもの」として存在する役の人を、
「黒子」
と言います。この読み方ですが、もともと正しくは、
「クロゴ」
と「子」を「ゴ」と濁ります。しかし、今や放送では「子」が濁らない「コ」の、
「クロコ」
も「許容」となっています。漢字表記は、
「黒衣」
とも書きます。その場合は「表外訓」なので「くろご」とルビを振りますが。
その日の「ミヤネ屋」の放送前に、そういった説明をして、
△「クロコ」→○「クロゴ」
と注意を促したのに、ナレーターさんが2回とも、
「クロコ」
と「濁らず」に読んでいたのは、「△」を付けたからかなあ・・・?
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と、書いてから「11年」経ちました・・・毎日同じようなことをやっていますが、毎日内容は変わっています。さて、この「黒子」は、もう一つ読み方がありますね。そう、
「ホクロ」
です。まあ、文脈で間違うことはないでしょうけど、
「黒子の黒子」
だけ出て来たらさあ、何と読むか?
「クロゴのホクロ」
なのか?
「ホクロのクロゴ」
なのか?
分かんないよなあ。こういうのは、
「必ず、読み仮名のルビを振る」
ようにしないといけませんね!!
(2024、7、18)