よく考えたら、垣谷作品の主人公はみんな「女性」だな。「女性」にまつわるいろいろな社会問題を取り上げて解決していく、そういった爽快感・面白さがある。
これは「病棟」シリーズの第2弾。
「胸に当てた聴診器から、患者の本音が聞こえてくる、目に浮かぶ」
そんな「魔法の聴診器」がきっかけの荒唐無稽の話だけど、引き込まれる。
ちなみに第1弾は「2024読書日記049」に書いた「後悔病棟」で、第3弾は今、並行して読んでいる「懲役病棟」。どれも「同じ病院」の、別の女性医師が主人公。主人公は入れ替わる。これもドラマ化されないかなあ。
(2024、7、19読了)