また、ふと思いました。
「光景」と「風景」の違いは?
うーん、
「光景」=サイト
「風景」=ランドスケープ
「風景画」はあるけれど「光景画」はない。
「風景」の中の「一部分」を、ある視点によって切り取ったのが「光景」ではないのかな?
「風景」には広がりがあって「パノラマ」的展開。
「光景」はスポットライトが当たった、全体の中の「一風景」。
大体、同じことを言っていますね。
辞書を引いてみましょう。「三省堂国語辞典」。「風景」を引いたら、いきなり、
【区別】
として、「風景」と「景色」と「光景」と「情景」の違いについて書いてあるではないですか!さすが!それよると、
「風景」は静的な ながめにも、できごとの様子にも使うのに対し、
「景色」は特に静的な ながめに使う。
「光景」は特に印象的な できごとの様子に使う。
「情景」は、創作などで、「心理」の対義語として、その場の様子をさすのに使う。
なるほどー。つまり、
「景色」「情景」が「静的」なのに対して、「光景」は「動的」、「風景」は「静的にも動的にも使う」ということで、
「視覚的な対象物の“動・静”によって使い分ける言葉たち」
ということになりそうですね。
なんか、他の辞書を引く気がなくなっちゃった。
(2023、9、26)


